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-ある社会人バックパッカーの旅日記-

旧名「結局は右斜め45°」。
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第25回プラハマラソン 奮闘日記【2019年5月5日】


2019年5月5日(日)にチェコのプラハで開催された第5回プラハマラソンに個人参加しました。

日本のマラソン大会とは違った、旧市街の歴史ある街並みのど真ん中を走ったり、プラハ屈指の観光地である橋を封鎖したりと、格別な大会。

その時の当日の様子や、自力での申込や費用、参加までの過程をまとめていきたいと思います。
GWに重なるので、個人でふらっと参加する海外マラソンデビューにもおすすめな大会です。

動画

コース

2019年のプラハマラソンのルートはこちら: 公式HPへ

ざっくり、大きな円を1.5周するようなルート。
スタート&ゴール地点となる旧市街広場から出ると、一番の人気スポットのカレル橋をスタート直後に回る。ただし、戻ってきてもさすがに2回目のおかわりは無く、旧市街広場やカレル橋よりも北に当たるエリアを2回走ることになる。

個人的に思い出に残っているスポットを以下にまとめてみました。
もしかしたら他にも注目すべきポイントがあったかもしれませんが、プラハ初訪問のミーハーな自分が走ってみて感じたポイントということでご理解いただけると幸いです。

・スタート&ゴール:旧市街広場
広場のど真ん中にゲートや大型ビジョン、コースを横切る歩道橋や、各種ブースが設置され、普段の観光地とは大きく異なる、プラハマラソン独自の雰囲気に。

プラハマラソンの旧市街広場でのスタートの様子
旧市街広場のスタートの様子

・2~3km地点:カレル橋
いつも観光客で賑わっているカレル橋が、この時ばかりはランナー達で独占。

プラハマラソン、カレル橋を走行
カレル橋を走行

・3(32~33)km地点付近:石畳
プラハマラソンの鬼門の1つの石畳。
石畳があるのは全体を通してだと、せいぜい数%の行程。しかし旧市街の辺りで通り抜けなくてはならない石畳のエリアは、風景以上に走りにくかった思い出が残る?!

プラハマラソン、カレル橋から先は石畳が続く
カレル橋から先は石畳が続く
プラハマラソン、旧市街を走行

・5(34~35)km地点付近:立体交差
プラハマラソンはブルタバ川に沿って走るコースが多い、概ね平らなコースだが、この辺りは立体交差をくぐる必要があり、おそらく1番アップダウンが激しい区間。
その他にも、ダラダラしたスロープがある区間がところどころにあった。

(しばらく大通りなどを走行)

・13km手前:旧市街広場
スタートとゴール地点である旧市街広場に1度戻ってくる。
多くの観客が応援してくれるほか、会場は大型ビジョンでプラハマラソンのテレビ中継が流れていたり、ラテンアメリカのノリノリの演奏隊が盛り上げてくれたりと、とても楽しい区間。

・13km過ぎ:火薬塔
カレル橋、旧市街広場に続く、有名な観光スポットの火薬塔の下をくぐっていく。
この辺りも人通りや応援してくれる人が多く、旧市街広場からテンション高めで走り続けることができる区間。

プラハマラソン、火薬塔を走行

・16km過ぎ:ダンシングハウス
特徴的な曲線で有名なダンシングハウスのある交差点を通過。

プラハマラソン、ダンシングハウスを通過
ダンシングハウスを通過

(ここからしばらく郊外を走行)

・31~32km:Legions Bridge
プラハの都心から外れたエリアをしばらく走ったあと、中心に戻ってきたなと思わせる、カレル橋とプラハ城を同じ方角で見ることができる区間。
橋を渡ってから少しカレル橋の方へ進んだポイントが、カレル橋とプラハ城を一緒に撮影できる場所として、一部の人に人気のスポット。

プラハラマラソン。プラハ城は写っていないが、プラハ中心部へ戻ってくる
プラハ城は写っていないが、プラハ中心部へ戻ってくる

その後10kmほどは、しばらくスタート直後と同じルートを走破。
2回目の旧市街広場に戻ってきて感動のゴール!

申込

公式HP

「RUN CZECH」という名称で、公式HPやYouTubeチャンネルが運営されてます。

ページの作りが少しややこしいですが、日本語翻訳機能なども設けられているので、それらの機能を駆使しながら申込が可能です。

なお、プラハマラソンはHP内では、「プラハマラソン」という名前で紹介されているよりも、「Volkswagen マラソンウィークエンド」という2日間に渡るマラソンイベントの1コンテンツに当たるようです。

※そのほかには家族対抗のファミリーレースや、ドッグレースなどもこの時期に行われているようです

自分が申し込んだ時のおおよそのスケジュール感は、メールの受信履歴を以下の通りです。

2019/2/27 : 公式HPで申し込み
2019/4/17:ゼッケン番号や、事前受付方法についての連絡
2019/5/6:メールでの公式タイムと、自分が写っている有料フォトダウンロードサイト紹介(早い!)

料金

記録が残っている限りでは、各種料金は以下の通り。
公式HPでは、クレジットカード払いが可能だった。

・参加費(フルマラソン):110€
※早めに申込をすれば割引料金での申込が可能。
 2019/9/3現在90€

・アディダスTシャツ:20€

プラハマラソンで入手したTシャツと薄手のジャケット
プラハマラソンで入手したTシャツと薄手のジャケット

 20€がこの2着のうち、どれだけの分に当たるのか忘れてしまったが、結果この2着をゲット。
薄手のジャケットが真っ黒で分かりづらいが…。

・パスタパーティー:4€
 ※前日など事前の申込時にて、EXPOで食べられるパスタ。
  少し割高な印象だが、折角の機会なので、まあ楽しんでおきたい!

パスタパーティーが配布されているプラハマラソンEXPO会場の様子
パスタパーティーが配布されているEXPO会場の様子

・レース中の公式カメラマンによる画像ダウンロード
 1枚:9.9€
 32枚:29.9€
 32枚×3種ほどの加工画像(タイム入りなど):39.9€
 上記に加えビデオ付き:47.5€
 ※購入は断念…

スケジュール

公式HPに掲載されていた当日スケジュールは以下の通り。

■前日まで

木曜日:12~20時
金曜日:10~20時
土曜日:10~20時
→EXPOにて受付

※EXPOの場所。中心部近くを結ぶ6番のトラムが便利。

プラハマラソンEXPO会場ではランニンググッズを販売
EXPO会場ではランニンググッズを販売
■当日

7:30 開場&荷物預かり受付開始
8:15 スタートエリア開場
9:00 レーススタート
16:00 レース終了(制限時間)
17:00 閉場

スタート前の会場の様子

宿泊

自分が参加した2019年は、地下鉄Můstekムーステク駅を出てすぐの広場に、荷物預け所を初め、臨時トイレや有料シャワーなど各種施設が設置されていました。
ただし、例によってトイレの前は行列。

その為、 Můstek駅の周りに宿を確保できれば、当日はかなり便利かと思います。
主だった観光地も周囲に集まっていて、調べた限りドミトリーがあるような宿も多数あるので、この周辺に宿泊することをおススメします。

ちなみに自分が宿泊したのはHotel Ananas
※旅行記事で紹介した内容はこちら

リンク

・「run czech」YouTubeチャンネル

YouTubeチャンネルでは、過去の大会の様子を、走る意欲を掻き立てられるクオリティの高い動画を公開しているので必見です。

勢い余って、おそらくチェコ国内で放映していたであろう、このプラハマラソン自体のテレビ番組と思われるものも、そのまま公開されていました。太っ腹!

・旅行日記
プラハマラソンの前後の日程で合わせて旅した中欧旅行の日記は、こちらの記事にまとめています。

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