2019年のGWに13日間、チェコ、ハンガリー、オーストリア、スロヴァキア、ポーランドの5カ国を旅行した際の行程をまとめました。
普段、自然が多い地域ばかりバックパック旅行をしている自分にとっては、ヨーロッパというだけで身構えてましたが、中欧各国は洗練さと牧歌的な雰囲気を両方兼ね備えていて、1人でバーで飲んだりしても特に違和感ない場合も多く、肉体派の自分としても、想像よりずっと気軽に旅行していました。
イギリスやフランスなど、どんなもんでしょう…
そして、隣国が近いだけでなく、交通も普段のアジアの国々などと比べるとずっと発達しているので、快適な旅行ができることに感動。
教会やオペラ、そしてアウシュヴィッツ、夜景撮影など、普段経験しない行程をぎゅっと凝縮しております。
現地で13日間の行程でどの程度まで回れるか、比較対象としてご参考いただければと思います。
【Pictures】
※画像をクリックするとFlickrサイトで一覧表示されます。
本来、画像をスライド表示で遷移させることができるはずですが、時折上手く作動しないことがあります…
【Preaparing】
App
・omio
今回現地の移動について、ヨーロッパ旅行の醍醐味である鉄道旅行を中心にするためにユーレイルパスを取得することも考えたが、訪問地が中欧のみで遠距離移動がそこまで無いため、割安なバス移動を中心とすることに。
今回移動に関する予約は、ヨーロッパを旅行するバックパッカーにとって必需の交通チケット比較アプリomioで済ませた。
交通チケットは需要と供給の関係で大きく値段が変わり、感覚的に同じ日でも時間帯で価格が倍くらいになることも多かったので、
特に人気の区間や時間帯については、早めに予約しておきたい。
今回の旅でのバスチケット費用は国境を超える都市間の移動で、おおよそ片道2,000~3,000円程度の支出だったが、周囲の人の話では3カ月以上前に予約しておくと、10€未満のチケットも多いとのこと。
事実、自分が適当に先の日程で微妙な時間帯のチケットを検索してみると、その辺りの料金がヒットしていた。
Simカード
自分はこちらを事前にamazonで購入。
訪問予定の国をすべて網羅している4G対応ということが決め手だったが、バスでの移動中や田舎にある観光地であるスピシュ城内などでは繋がりにくかった。
今回に限って言うと都市部で使用する分にはどこでも繋がるので全く問題なかったが、色んな種類が販売されているので他にいい選択肢があるかも。
ただし、移動中はバスがwi-fiを提供している場合も多いので、simカードにこだわらなくても、それほど問題ないと思われる。
ちなみにこのSIMカードは、いまいち購入してからの期限が分からなかったが、購入してから半年以上経っても使用することができるとの記載があった。(使用開始してから30日間)
【ITINERARY】
※拡大すると、詳細なスポットまで落とし込んでいます
■行程
1.チェコ:プラハ(そのまま夜行バスで出発)
2.ハンガリー:ブダペスト
3.オーストリア:ウィーン(ブダペストから日帰り)
4.スロヴァキア:コシツェ
5.ポーランド:クラクフ、アウシュヴィッツ
6.チェコ:プラハ
DAY1 (Japan – Prague – Budapest)
1Kč = 4.88 Yen, 100Kč = 4.375USD (4/2019)
[2:00] TOKYO HANEDA・東京羽田
→(SHANGHAI AIRLINES FM836)→
→ VIA Shanghai pudong, China →
→(CHINA EASTERN AIRLINES MU785)→
[19:00 – 20:30] Prague Airport・ヴァーツラフ ハヴェル プラハ国際空港
ほぼ予定通りにチェコのプラハの空港に到着。入国前のターミナル内の移動は、出国者と同じ空間。
ATMも多いが、おそらくレートが通常よりも高い金額を設定しているように思われた。
しかも、その中の1つを利用してレートをチェックしたところ、その時の為替よりもかなり高いレートを提示してきたように思われたので「Decline」をタップしたのに、そのまま決済が進んでしまったということがあった。
どこまで実態と合っているか確証が無いが、中欧のこういった観光客が多く利用するようなATMについては、それぞれレートに大きな差異があるらしい。
先ずはレートをチェックするために、キャッシングをするしないに関わらず、少額を選択してそのATMのレートをチェックするのが対策の1つになると思われる。
→(airport bus)→
空港から外へ出てすぐ右手に、PRAHA HLAVNI NADRAZI(プラハ本駅)へ直接向かう空港バスのバス停がある。
この後のスケジュールでは、このままプラハで泊まらずにプラハ本駅からブダペスト行きの夜行バスに乗る予定だったので、このバスを狙う。
遅い時間の到着だったので、最終バスの時間が心配だったが、画像の通り時刻表を見ると21時00分までバスがあった。
日中の本数は1時間に4本。
・Airport bus ticket : 60Kč
[21:00 – 24:00] Prague city
PRAHA HLAVNI NADRAZI(プラハ本駅)に着いた後は、ブダペスト行きの深夜バスの出発まで3時間ほどの時間があった。
そのため駅の周りで時間を潰そうとするが、残念ながら駅周辺には特にこれといった施設が見当たらなかった。そのため、市街地の方へ大きい荷物を持って散歩することに。
※実際は駅の周りには、地下に当たるエリアにショップやファストフードが営業しており、さらにはピアノが置いてあり通行人が自由に弾いていたりするので、多少の時間潰しができるはず。しかし、この時は気付かずに駅から離れてしまった。
プラハ本駅から繁華街のナ・プシーコビェ通りまでは歩いて15~20分程度。
街中のショップは閉まりつつあったが、レストランなどはまだまだ営業中。
この時はマクドナルドで夕食を済ます。
・McDonald’s : around 135Kč
→(night bus)→
PRAHA HLAVNI NADRAZI(プラハ本駅) からバスに乗り込む場合、特にバスターミナルが無いため、目的のバスが駅前の大通りのどちら方面のロードサイドに停まるのかは要注意。特にFlixbusのような大手バス会社の場合は、両側に多くのバスが発着するので、周りの人の流れに乗っかって移動してしまうと、本来と異なるバスへ向かってしまいがち。
予約時のチケットなどに乗り場について記載があるはずので要チェック。
なお、自分のブダペスト行きのバスは、駅舎からは通りの反対側に停まった。
・Ticket(including service fee) : 27.63USD
DAY2 (Budapest, City)
1Ft = 0.392 yen, 100Ft = 0.35121 USD (4/2019)
[6:30] Népliget bus terminal
予定時刻に、中心部から南東に位置するブダペストの国際バスターミナルであるNÉPLIGET(ネープリゲト)バスターミナルに到着。
本来であれば、ここから地下鉄で中心部へ向かえるはずだが、この時は工事中。
地下鉄の入り口辺りから地面に貼ってある案内板を辿っていけば、代替バスが地上から出発しているのが分かる。
しかし、この時そもそも地下鉄の工事をしていることすら知らなかったので、案内板の意味が分からず、同じ交差点から出ているトラムを利用し、ぐるっと大回りをして宿へ向かう。
ネープリゲト駅のあるM3線の工事は2020年8月まで続く模様。
また曜日によっては、このネープリゲト駅以外の工事をしていないはずの区間も、運行休止していることもあった。
地下鉄は工事中だったが、券売機は動いていたので、ここで24時間チケットを購入。
結果論だが、72時間チケット(4,150Ft)を購入すればよかった。
料金のメリットもあるが、それ以上にはやはり海外旅行あるあるのチケットを購入する度の行列待ちや、購入の度にコインなどの少額の現金を用意しておく必要が無いメリットが大きい。
・Restroom : 200Ft
・24 hour Budapest travel card : 1,650Ft
→(tram & Subway & Walk around)→
[8:00 – 9:30] Andante hostel・アンダンテホステル
チェックインして、身支度をしてそのまま出発。
この日は一日ブダペスト市内観光を行うことに。
→(Subway ・ Blaha Lujza tér station ⇒ Batthyány tér station)→
アンダンテホステルから見るとブダ城は、ドナウ川を越えた対岸に当たる。ブダ城の最寄りに当たる地下鉄の駅のBATTHYÁNY TÉR STATIONで下車。
[10:00 – 12:10] Walk Around Buda Castle・ブダ城周辺散策
地上に出ると、川沿いの開放感のある景色が広がる。川の向こうには対岸からでも迫力ある国会議事堂がそびえ立っている。
初めて見るブダペストの綺麗な風景だったので、ブダペストに来たことを実感した感動の瞬間となった。
10分ほどダラダラ歩き、くさり橋のたもとまで歩くと、丘の上に建つブダ城まで向かうケーブルカー乗り場が見える。
ケーブルカー自体の料金もさることながら、乗るまでに少し行列ができていることと、そもそも10分ほど歩けば丘の上まで歩くことができるので、あまり必要性を感じなかった。
丘の上には、ざっくり南側の美術館などがある(はずの)王宮ゾーンと、北側のマーチャーシュ教会などの人気の見どころがあるゾーンに分かれる。
初めに南側ゾーンへ向かったが、この時間は既に多くの観光客でごった返していた。
自分は美術館などの中には入らず、外でずっと写真を撮って回っていた。
丘の上からブダペストの街並みを見下ろすには、南側ゾーンからが特に遮るものが無く綺麗に見える。
ちなみに、くさり橋を間近に見るにはケーブルカー乗り場のところからがベター。
ある程度写真を撮影した後に北側ゾーンへ歩いて向かう。
北側ゾーンはレストランなどの商業店も多く、路線バスも走る普通の街になっている。
自分は通り沿いにあったスーパーでパンなど適当な昼食を購入。ただし、正午頃の時間帯で観光客でかなり混雑していた。
・Supermarket(Water & 3 breads): 800Ft(total price)
[12:10 – 12:30] Ticket office at Matthias Church・マーチャーシュ聖堂チケット売り場
道路脇で食べた昼食後にはマーチャーシュ聖堂の前のチケット売り場へ。
ここの窓口ではマーチャーシュ聖堂のほか、マーチャーシュ聖堂の塔、すぐ側にある街の景色の見晴らしスポットである漁夫の砦のチケットも販売している。
ただし、この時間帯が一番混んでいたかもしれないが、20分ぐらいの行列ができていてただただ並ぶ羽目になった。
強い直射日光を浴び続けるので、かなり辛い。
自分は聖堂の塔は諦め、マーチャーシュ聖堂と漁夫の砦のチケットを購入。
・Ticket for Matthias Church : 1,800Ft
・Ticket for Fisherman’S Bastion : 1,000Ft
[12:30 – 13:10] Matthias Church・マーチャーシュ聖堂
ぼちぼち値段の高いチケットを購入後、屋内へ。
教会に関してあまり知識は無いが、中は素朴ながら荘厳な雰囲気があり、訪問する価値があるように感じた。何より涼しい。
結果、教会の中を40分くらい写真を撮りながら見て回っていた。
[13:20 – 13:35] Fisherman’s Bastion・漁夫の砦
マーチャーシュ聖堂を出た後は、すぐ目の前の漁夫の砦へ。
ここは丘の縁にあたる展望台のようなスポットで、見晴らしの良いブダペストの街並みの景色を楽しみながら歩くことができる。
近くの縁の部分はカフェになっていたりと、見晴らしの良いスポットはすべて埋まっているので、この辺りから街並みの景色をじっくり堪能するには、このチケットを購入するしかない。
ただし、自分が先に訪れていた王宮のある南側ゾーンでは、もっと自由に景色を楽しむことができるので、そこで堪能すれば無理してチケットを購入する必要はないかも。
また、後から分かったことだが、夜になるとこの漁夫の砦の入り口のゲートが開放されて、自由に入れることができていた。
日中の景観に特に思い入れが無ければなおさらチケットは購入する必要はない。(おそらくルール違反ではないと思うが…!)
ただし、一人でふらふら回っている景色ハンターであるバックパッカーの自分としては、これは逃すわけにはいかない。
また、この漁夫の砦から、反対側を見たマーチャーシュ聖堂はなかなか見晴らしが良かった。
漁夫の砦を出た後は、丘を下りて、再びロープウェー乗り場まで戻り、そのまま中心部へ向かって散歩する。
→(Walking)→
途中はドナウ川を超える人気の橋であるくさりを超える。
[14:30 – 16:35] Danube Boat
くさり橋を超え川沿いを歩いていると、地下鉄などと同じ市の公的な機関が運航している渡し船のKossuth Lajos tér M 乗り場 を発見。
この渡し船は平日に限り、地下鉄などと同様に24時間チケットなどのフリー切符で乗り放題となる。
ルートは上流下流をゆっくり回りながら、あちこちの乗り場を行くので、プチクルーズ感覚で楽しんでいる観光客も多数。(参考:駐日ハンガリー観光室)
自分もなんだかんだで2時間くらいゆっくりしていた。ブダ城からずっと暑い中歩いていたのでよい休憩となった。
船内ではドリンクも販売していた様子。
掲示されていた Kossuth Lajos tér M 乗り場 の時刻表を見ると、長いルートをいく渡し船は1時間に1便ほどの頻度。
ただし自分が乗った時間を考えると、あまり時刻表通りではない気がする。
→(Walking)→
中心部にほど近いPetőfi tér船乗り場で降り、近くの観光地であるSzent Istvan bazilika(聖イシュトヴァーン大聖堂) へ向かう。
この辺りは、観光客向けの飲食店も多く、パフォーマーも路上で街を楽しく賑わせていた。
[17:15 – 17:30] Szent Istvan bazilika・聖イシュトヴァーン大聖堂
聖イシュトヴァーン大聖堂の周りはブダペスト屈指の繁華街。
行列のできるジェラートショップなどもあり、とても活気が感じられた。
訪問した時は既に遅い時間になっており、訪問直前まで塔に上ることもできたようだが、ここでは入場見合いの寄付をして、中を見学。
さすがブダペスト屈指の観光地ということもあって、中は賑わっていた。
・Donation for Entry : 200Ft
→(Walking)→
聖イシュトヴァーン大聖堂から宿のアンダンテホステルまでは歩いて15分ほど。買い物をしながら一旦戻って休憩。
[18:00? – 19:30] Andante hostel・アンダンテホステル
なかなか日が落ちない中、夜景撮影のために三脚を持ってブダ城へ向かう。
→(Walking)→
自分は結果、ほぼ宿から歩いて向かったが、エリジェーベト公園辺りから出ている16番のバスを利用すれば、丘の上まで楽に登ることができる。
[20:30? – 22:10] Buda Castle for taking night view・ブダ城夜景撮影
ブダ城周辺は治安が心配だったが、小さな子供を連れている家族連れを含めて、多くの人達で賑わっていた。
自分のほかにも三脚を担いでいる人もいて、気軽に夜10時過ぎまで撮影を楽しむことができた。
●STAY
Andante Hostle : 11€ per night for bed (10,625 Ft for 3 nights)
ブダペストで有名な日本人宿。
マンションの1室のような立地のため、通常はゲートが締まっているが、予約時に到着時間を事前連絡をしておけば、受入態勢を準備しておいてくれる。
入り口の呼び鈴で呼び出せばOK。
ただし、入り口がかなり分かりづらい。自分は初め入り口に気付かずに何度も行き来してしまっていた。
地下鉄の駅からは少し離れているが、トラムのKirály utca停留所からとても近いので、慣れてくるとトラムでの移動しやすい立地。
洗濯機(基本有料、Facebookのいいね!で1回無料)やキッチンあり。洗濯後は室内で乾燥器の上で乾かす。
周りにはスーパーマーケットに囲まれ、どこかから帰ってくる時には、大体どこかのスーパーに立ち寄ることができて便利だった。
自分が泊まっていたGWの前半のタイミングでは、自分と同じような社会人パックパッカーが常時3人ほどと、加えてヨーロッパやブダペスト居住のような人が3人ほどいるような環境だった。
DAY3 (Budapest, Danube Bend)
[10:00?] Andante hostel
この日は終日フリーだったので、一日観光にちょうど良さそうなブダペスト北部の郊外のドナウベンドへ。
ドナウ川沿いの小さくて綺麗な街並みというセンテンドレの村と、ドナウ川大きく湾曲する壮大な景色が楽しめるというヴィシェグラードの村を目指す。
そのほか、その先にある日系企業も進出していて大聖堂もあるエステルゴムの街もを訪れる人が多いらしいが、時間が微妙なので諦める。
ドナウベンドへは個人で公共交通機関を乗り継いで行く。まずはセンテンドレへ向かうため、郊外行きの近郊電車の総称であるHEVの出発地の1つであるBATTHYÁNY TÉR STATIONへ。
昨日交通機関のチケットは24時間チケットしか購入していなかったので、改めて72時間チケットを購入。
アンダンテホステルから近いOktogon(オクタゴン)駅にある券売機では、なぜかクレジットカードを受け付けてくれなかったので、72時間チケットを求めて最大駅のDeák Ferenc tér駅まで歩いていくことに。
やはり昨日購入しておくべきと後悔。
→(Subway)→
・72 hour Budapest travel card : 4,150Ft
[10:38] Hev at Batthyány tér station
目的地であるセンテンドレまで向かうHEVの便は概ね20分に一度ほどだった。
時間が中途半端だったので、構内の出店のピザを食べて時間を潰す。
・Pizza : 250Ft
→(hev)→
HEVでの所要時間はおおよそ40分。
この日は土曜日だったが、座席に座ってゆっくりと向かうことができた。
[11:20 – 13:05] Szentendre・センテンドレ
センテンドレの駅からは、駅前をそのまま真っ直ぐ進み、大通りを地下道でくぐると、おしゃれなレストランが並ぶ観光客向けのエリアが広がる。
町並みにはそれらのレストランやショップが多く並ぶ小さな村。
道路の上には、バケツをひっくり返したような形状の装飾が吊り下げられていたが、これは一体何なのか…??
また自分はどれも訪問しなかったが、街中には様々なテーマの小さなミュージアムがたくさん点在しているらしく、そこを巡るのもこの町特有の過ごし方の一つらしい。
個人的に目についたのが、村のすぐそばを流れるドナウ川沿いなどをサイクリングしている人がとても多かった。
センテンドレに宿泊していたら、一日自転車を借りていけるところまで、周囲を散策していたかもしれない。
自分は次の村のヴィシェグラードにも行く予定があるので、街の中の散策もほどほどに、街の中心の丘の上に建つ小さな教会を訪問。
おそらく12時になると管理人の人が昼休みに入ってしまう様子。自分はそのことも知らず、運よくその直前の時間に訪問していた。
ここでも教会の中を撮影することができた。
南米などと比べると、ハンガリーの教会内部の撮影は寛容に思われる。
この辺りで、次の目的地であるヴィシェグラードまでローカルバスで向かうためにバスターミナルへ。
HEVの駅のすぐ脇にバスターミナルがあるので、そこから乗車。
電光掲示板があり、そこで「Visegrad」的な文字を探す。
チケットは乗り場の近くにあるクレジットカードを使える券売機で購入するシステムだった。 1つ1つ選択できる停留所名の中から選ばなくてはならなかったが、適当に「Visegrad Fellegvar(ヴィシェグラード・要塞)」 というものを選択。ガイドブック通りの金額だった。
自分が乗ったバスは2両が連結しているような形状。
ここのセンテンドレは始発ではなく、途中の停留所に当たるので、バスはどこからともなくやってくる。
乗車システムなどが分かるか不安だったが、電光掲示板などの案内で無事に乗車。
ちなみに次のヴィシェグラードの街では、降り場にもよるがレストランは多いにも関わらず、あまり商店などが無かった気がする。
ドリンクなどは予めここで買っておいた方がよかった。
→(Local bus)→
乗車時間は40分ほど。バス停は日本の路線バスのようにかなりの頻度であった。
そのため、目当てのバス停がどこなのか分かりづらく、ヴィシェグラードの村で観光客が使いそうなバス停だけでも3つ以上はあった。
事実、自分は目当てであった、ドナウ川の湾曲のビュースポットである要塞を訪問するのに一番便利なバス停を逃してしまい、一つ先のバス停で下車。
乗車中もスマホや紙の地図で、自分の現在地をしっかりと把握しておきたい。
要塞へ行くなら、小さなゲートをくぐって右手にドナウ川がよく見えるようになり、船着き場やレストランなどが目に入ってきたところにあるバス停で下車。ヴィシェグラードの街っぽくなった入り口のようなところにあたるので、ぼーっとしていると乗り過ごしやすい。
Googleマップによると、「Visegrád, Hajóállomás」というバス停名らしい。
下車方法は日本の路線バスと同じく、周りのボタンで運転手に知らせる方式。
・Bus ticket : 560Ft
[13:45?] Bus stop in visegrad・ヴィシェグラードバス停
乗り過ごしてしまった先のバス停で下車し、少し戻って歩いて丘の上にある要塞を目指す。
要塞までバスなどの公共交通機関で行けるか不明だが、雰囲気的にはマイカーが無いと難しそう…。
自分のほかにも歩いて登ったり下りたりしている人はポツポツいた。ただし、観光客の多数派はそれぞれの車やツアーバスなどで訪問している。
→(Walking)→
本来のバス停のあった、船着き場やレストランがいくつか並ぶスポットから、丘に向かって伸びる階段や脇道を進んでいく。
見張り塔のようなところを過ぎると一気に登山道のようなオフロードに。
案内板などがあるので、ルートについては大きな問題は無いかと思うが、道自体は少し急。
ブダペスト観光の延長だと思って油断していると、すこし面食らうかも。
[14:30 – 15:20] High Castle in visegrad・ヴィシェグラード要塞
30分強の山登りをして、要塞に到着。
要塞のチケット購入ではクレジットカードも使えた。
残念ながらこの時はかなり風が強く、天気もあまり良くなかった。
それでも、ブダペスト市内には無い開放感があるので、とても気持ちが良い。
敷地内はベンチなどがあり、景色を楽しみながら公園のようにゆっくり過ごせるのと、ちょっとした展示がある。普通に回れば所要時間は30分程度。
・Entry ticket : 1,700Ft
→(Walking)→
要塞からは、元来た道とは別のヴィシェグラードの中心へ向かう登山道を下りていく。所要時間はおおよそ20分強。
もし雨が降っていたら、下がぐちょぐちょで滑るのであまりおススメできない。遠回りでも、来た道の方を戻った方が無難か。
[15:45 – 16:20] VISEGRAD・ヴィシェグラード
ヴィシェグラードの中心部でスーパーマーケットを発見。
ブダペスト出発以降、ここでようやくまともな食事やドリンクを購入。
・Supermarket(Breads×2, Bisket, 500ml bottle) : 1,005Ft(total price)
→(Local bus)→
中心部にあるバス停から、一気にブダペストまで戻る。
設置されていた時刻表を見るに、便数はおおむね1~2本/時間。
センテンドレのバスターミナルのような券売機も無いので、走ってきたバスを止めて車内で運転士から購入するスタイル。
ブダペストは終点なので、ここから1時間ほどのバス移動となった。
・Bus ticket : 745Ft
[17:30] Budapest Újpest-városkapu Bus teminal・
ウーイペシュト ヴァーロシュカプ バスターミナル
バスはブダペスト北部のÚjpest-városkapu Bus teminal(ウーイペシュト・ヴァーロシュカプ・バスターミナル)へ停まる。
→(Subwey & tram)→
本来はここに直結するメトロで一気に市内に戻れるが、この時はM3の工事により、中途半端に途中のLehel tér駅までしかメトロで進めなかった。
そこから、徒歩とトラムを駆使してアンダンテホステルへ戻る。
トラム下車後はスーパーで買い出し。特にアンダンテホステルの周りにはスーパーが多い。
・Supermarket(Breads, bottle drink, ham and so on): 1,455Ft
[18:30?] Andante Hostle
この日は、宿に泊まっていた人からオペラ鑑賞を誘われていたので、休憩もほどほど歩いて行ける範囲にあるErkel Theaterへ向かう。
→(walking)→
[19:00 – 22:00] Erkel Theater
Erkel Theaterに着いたら、当日チケットにて最も安いチケットを購入。直前だったが、みんなの予測通り、さすがに売り切れることはなく、問題なく購入できた。
演目などによるかもしないが、学生の場合は、さらに安いチケットが設定されていたらしい。
人生初オペラということで、単なるバックパッカーの自分にとってはドレスコードが心配だったが、半袖短パンなどでない限り、一番安いチケットのゾーンであれば、そこまで浮かない気がする。
ただし、高価な席を購入しているステージ前の紳士淑女はバッチリ決まっている。
本場のオペラを約700円ほどで経験できるのは、貴重な経験にもなり、人生に幅を持たせてくれるので、折角の機会1回くらい行ってみてもよいかと思う。
内容や魅力を理解するのはなかなか難しいが…!
・Cheapest ticket: 1,500Ft
→(walking)→
帰りは少し寄り道をして、宿近くの飲み屋街の中にあるアルコール中心のグロサリーショップにてビールを購入。
アンダンテホステルとシナゴーグを結ぶエリアは、夜の街エリアとなっている。
・Grocery shop(Beer×2) : 500Ft
[22:45] Andante Hostle
●STAY
Andante Hostle
DAY4 (Budapest, Vienna Day Trip)
[6:50] Andante Hostle
ブダペストに終日滞在ができるラストチャンスとなる日。
既に市内と郊外、さらにオペラまで堪能していたので、前日に思い立って、思い切ってウィーンへ日帰り観光をすることに。
チケットは 前日の夜に冒頭のomioで検索して、クレジットカードにて購入。
→(Subway & Substitute bus)→
M3の路線は相変わらず工事のために、地下鉄ではオクタゴン駅からDeák Ferenc tér駅までしか行けなかった。
そのためDeák Ferenc tér駅からは、ほぼ元のM3の路線通りに走る代替バスに乗車。
バス停はKároly körút通りにある他の路線バスと同様の場所。日中の便の頻度は、日中の便の頻度は1本/5分程度と思われる。
[7:25 – 8:00] Népliget bus terminal
・Water(1,500ml) : 240Ft
→(international bus)→
ブダペスト⇔ウィーン間は、高速バスで3時間ほどだった。
・ticket : 19.19€
[11:05] Vienna International Busterminal (VIB)・ウィーン国際バスターミナル
ブダペストから来たバスはおそらくウィーン中心部から東側に位置するVIBバスターミルに止まる。
一見路地裏のようなところだが、地下鉄のErdberg駅のすぐ脇に位置している。
停留所を出てすぐのところにはATMもあるので、突然の訪問でも問題なし。
→(subway)→
Erdberg駅の券売機では、クレジットカードも使える。
自分は乗車の度に1回券を購入していたが、結果、計4回乗車したことに加え、チケットを購入するのに行列が出来ている場合があったので、8€の24時間チケットを購入すればよかった。
・ticket : 2.4€
[11:35 – 11:55] Stephansdom・シュテファン大聖堂
ウィーンの観光的な中心地であるStephansplatz駅まではダイレクトで、所要時間は10分ほどの行程。
外に出るといきなりシュテファン大聖堂が目の前にそびえ立つ。見上げるほどの大きさで堂々とした印象なので圧倒された。
入り口では任意の寄付を求められたりしたが、中へは自由に入る入ることができる。
自分が訪問した時間は、スリが少し気になるくらいのかなりの人で賑わっていた。
そしてブダペストに続き、ここでも内部を比較的自由に撮影ができた。やはり中欧は寛容に思える。
ただし、前方のエリアは祈祷者のみ立ち入り許可されていた。
→(Walking)→
シュテファン大聖堂を出て中心部を散策。
周りはこの中心部にあたる旧市街を巡る馬車が多く走っていた。
[12:20 – 12:30] St. Peter Kirche・聖ペーター教会
シュテファン大聖堂から、まっすぐ歩けば1~2分のほど近いところには聖ペーター教会がある。
規模感はさすがにシュテファン大聖堂とは比較にならないが、内部は手の込んだ作り。
→(Walking)→
[12:40 – 13:00] Hofburg・ホーフブルク王宮
聖ペーター教会から、また1~2分歩いたところには、こちらもウィーン観光の象徴とも言えるホーフブルク王宮にたどり着く。
王宮ではチケットを購入して内部などに入れるところがあるらしいが、時間も限られていたので、周囲の撮影をしてそのままスルー。
それでも、屋外を回るだけでも綺麗な景色が広がっていた。
→(Walking)→
[13:05 – 13:15] Maria-Theresien-Platz・マリア・テレジア像
王宮から通りを1本越えながら、また1~2分歩くとマリア・テレジア像や美術史博物館などが並ぶ広場に。
シュテファン大聖堂の駅から出てここまでの歩いて10分くらいの間は、綺麗な景色と著名な観光スポットがこれでもかというほど次々と現れる、怒涛の観光スポットだった。
→(Walking around & Lunch & subway)→
ここから歩いて5分ほどのところには、出店のような飲食店が並ぶナッシュマルクトという、日本で言ったら横丁的な観光地もあるが、この日は日曜日だったので全体がクローズ。
代わりに近くのファストフードで、ケバブバーガーを食べる。
・Kebab sandwich set fo lunch : 5.9€
→(subway)→
ランチを食べた後は、中心部から南西部に位置するシェーンブルン宮殿へKarlsplatz駅から地下鉄で向かう。
・ticket : 2.4€
[14:20 – 16:00] Palace and Gardens of Schönbrunn(シェーンブルン宮殿)
多くの観光客の流れに乗ってSchönbrunn駅から、シェーンブルン宮殿へ向かう。
この時既に昼過ぎの時間になっていたが、着いてみると、通常のチケットが既に売り切れとのこと。
確かこの時購入できたのは翌日分か、SiSiチケットというやや高価な時間指定のガイドツアーチケットのみ。
チケットが売り切れなんて想定もしていなかった。
ここではチケット購入は諦め、自由に散策できる建物外の庭園を回ることに。
後から知ったことだが、シェーンブルン宮殿は予めHPなどでチケットを予約するのが常套手段とのことだった。
→(subway)→
庭園だけでも1時間半ほどじっくり散策した後は、18時30分の出発まで中途半端に2時間以上時間が余ったので、地下鉄でもう一度中心部に戻ることに。
・ticket : 2.4€
[16:30 – 17:45] Walking center of city
再びKarlsplatz駅に戻り、中心街に向けて再びぶらぶらする。
中心部では馬車が闊歩しているが、渋滞を引き起こしている。
住民は不満に思っていないのか?!
シュテファン大聖堂の裏手には、5€で聖堂のタワーに登れるところを発見するも、17時30分までの開館で、すでにこの時タイムアップ。
→(subway)→
ある程度街をぶらぶらしたところで、Stephansplatz駅からバスターミナルへ戻る。
・ticket : 2.4€
[18:30] VIENNA INTERNATIONAL BUSTERMINAL (VIB)・ウィーン国際バスターミナル
→(international bus)→
・ticket(including service fee) : 15.91€
[21:45 → 22:00*Delay] Népliget bus terminal
予定よりも15分ほど遅れてブダペストへ戻ってくる。
→(Substitute bus)→
例によってM3線の地下鉄は工事中なので、代替バスに乗って帰宅。
途中のAstoria駅辺りで下車して、そこから徒歩で帰宅。
[23:00] Andante Hostle
●STAY
Andante Hostle
DAY5 (Budapest – Kosice)
[9:45] Andante Hostle
この日は夕方にスロヴァキアのコシツェへ向かう予定で、半日ブダペストを観光。
同じ宿に泊まっていた人から温泉へ行こうと誘われたので、午前中に行けば安くなるというという、比較的地元密着型のローカル温泉であるキラーイ温泉へ向かうことに。
→(Tram)→
キラーイ温泉へはアンダンテホステルから、最寄りの4番か6番のトラムで1本で行ける、アクセスしやすいところにあった。
[10:15 – 12:00] Király fürdő・キラーイ温泉
キラーイ温泉では、入り口入ってすぐに受付がある。そこでロッカー用費用の2,600Ftをお支払い。そこでリストバンド型の鍵を受け取る。
ロッカーでは男女同一部屋でロッカーが並び、そこに3か所ほどの更衣室があり水着に着替える。
あとはプールのような浴室まで移動して、事前にシャワーを浴びて浸かるだけ。
キラーイ温泉は歴史ある地元密着型の素朴な感じのする温泉。
バックパッカー的な一番のメリットとしては、12時までに退出すると 2,600Ftのうち、1,100Ftがキャッシュバックされる。
また、こういった地元の雰囲気を楽しみたい人にはぴったりかも。
ちなみにメインの浴槽と更衣室を繋ぐ導線から少し離れた屋外には、少し小さめの浴槽があるので、見逃さないように注意。
ちなみに12時ギリギリに出ようとすると、同じことを考えていそうな人たちで更衣室が順番待ち。下手したら12時を過ぎてキャッシュバックが受けられない恐れあり。
+300Ftで、ロッカーの代わりに個室キャビンを利用できるので、そちらの方が無難かも。
退出時は更衣室外にある自動ゲートにリストバンド型のロッカーの鍵が回収され、そこで吐き出されるレシートのようなものを受付に見せると返金される。
ちなみに、ブダペストカードを利用した同行者の人は1,100Ftのキャッシュバックが受けられていなかった。
持ち物は基本は以下があればなんとかなる。
・水着
・ビーチサンダル
・タオル(通常とバスタオル両方)
・ticket : 2,600Ft(for locker, including 1,100Ft for deposit)
→(Subway)→
<br/>
[12:30 – 13:30] Budapest Bistro
温泉を一緒に行った宿のメンバーとランチへ。
たまには贅沢しようと、国会議事堂の近くにある高級店へ。
適当にランチプレートを注文したが、牛のほほ肉が美味だった。
ただし、少し高い…!笑
チップが必要かと思ったら、伝票を見ると既にサービスチャージが含まれていた。
・Lunch and coke : Around 6,000Ft (including 13% service fee)
→(Walking)→
[13:30 – 14:30] Hungarian National Assembly・国会議事堂)
Budabest Bistroから出た後は、すぐ近くの国会議事堂へ。
できればチケットを購入して中を見学したいと思っていたが、ここでも言語別ツアーが組まれており、おおむね直近の時間のチケットも売り切れていた。
しかも料金がEU圏外の国民向けのチケット料金は6,500Ftほどとなっており、ここでは諦めて、近くの風景を楽しむ。
また14時ちょうどの時には国会議事堂前の広場に掲揚されていた国旗を守る兵士の交代式があった。
この国会議事堂はブダペストに着いた初日にブダ城観光ついでにドナウ川の対岸から見たものであるが、反対にそこから対岸のマーチャーシュ聖堂などが広がる景色も印象的。
→(Walking)→
ひとしきり国会議事堂の周りを回った後は、買い出ししながら宿に戻って荷物をピックアップ。その後バスターミナルへ向かう。
・Surpermarket(Breads, cookie, chocolate and so on) : 1,240Ft
[15:20 – 16:00] Andante Hostle
→(Subway & Substitute bus)→
例によって、Deák Ferenc tér駅からはM3代替バスでバスターミナルへ向かう。
昨日のウィーンへ行く際に続き、2日連続の行程。
[16:45 – 17:30] Népliget bus terminal
ネープリゲトバスターミナルでは軽食を購入。
・Pizza : 249Ft
・Breads : 239Ft
・Water bottle : 280Ft
→(international bus)→
冒頭の写真のFlixbusにて、コシツェへ向かう。
途中、コンビニ付きのガソリンスタンドへ一度止まったが、この旅で乗車した長距離バスで途中に休憩があったのは、この時だけだった。(もしかしたらプラハ→ブダペストの長距離バスであったかもしれないが、熟睡のため不明)
基本、バスの中にトイレがあるものばかりなので、3時間くらいの乗車であれば、そのままノンストップで目的地まで向かうものが多い。
・Ticket : 12.44USD
[21:15] Košice, AS bus terminal・コシツェ バスターミナル
予定時刻通りに、コシツェ駅前にあるバスターミナルに到着。
21時過ぎだが、駅前は建物が少ないこともあってか、街はやや静まり返っていた。
→(Walking)→
予約をしていた駅から歩いて10分ほどのコシツェホステルへ向かう際は、一人少女の物乞いに絡まれる。
そこまで心配になる必要も無いのかもしれないが、公園を突っ切る道を避け、なるべく街灯がある道を選びながらホステルへ歩いて向かう。
[21:30?] Kosice hostel・コシツェ ホステル
少し遅い時間だったが、特に問題なくチェックイン完了。
4人用のドミトリーにはウクライナから来た仕事で長期滞在しているという青年と、深夜に戻ってきて特に話す機会が無かった中華系の旅行者2人が泊まっていた。
●STAY
KOSICE HOSTEL : 29€ for 2nights for bed
泊まった部屋は確か2段ベッド×2の4人部屋。
自分が泊まった時は上段のベッドだったが、コンセントが下にしかないことと、たまに英語が通じないスタッフがフロントにいること以外は、大きな問題は無かった。
駅やバスターミナルからも近いので、2泊程度のバックパッカー的には便利。
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