【Pictures】
※画像をクリックするとFlickrサイトで一覧表示されます。
本来、画像をスライド表示で遷移させることができるはずですが、時折上手く作動しないことがあります…
【ITINERARY, Ethiopia】
年末年始に約2週間でエチオピアとマダガスカル2カ国を一気に回った時の行程などをまとめてみました。
エチオピアではダナキル砂漠へ、マダガスカルではバオバブ街道へ訪問しています。
正直、現地効率よく回れていないところもありましたが、ピストンのような行程でもスケールの大きな旅行で、なかなか興奮する旅行となりました。
※拡大すると、詳細なスポットまで落とし込んでいます
■Day1 (Japan – addis ababa – mekele)
[20:40] Tokyo haneda・東京羽田
→(Ethiopian Airlines ET673)→ via Incheon,South Korea → (Ethiopian Airlines ET673)→
[07:15 – 9:30?] Addis ababa・アジスアベバ *ett office
空港ではアライバルビザにて入国。
オンラインビザも特に申請せず。
現金以外、特に必要なものはなし。
到着ロビーにはATMあり。
今回のメインの目的であるダナキル砂漠ツアーを申し込んでいた旅行代理店ETT(詳細は後ほど)より、支払いは拠点の街であるメケレではなく、事前にこの時にアジスアベバオフィスで支払いを求められたので、空港前で現地スタッフと合流。
ほかの旅行者と一緒に車で15分ほどのオフィスへ向かう。
オフィスでツアー代金350$を支払い、現地メケレでの連絡先を確認した後、そのまま空港へとんぼ返り。
・Ethiopia single VISA : 50 USD
[10:00?→13:45(Delay)→ 14:00(Delay)] Addis Ababa・アジスアベバ
国内線ロビーは、国際線ロビーの裏手で徒歩5分ほどの場所。
出発ロビーはPW不要のFREE wi-fiあり。速度は十分。
商店やカフェ、土産店もあるので多少ゆっくりできる。市場価格よりも多少割高だったので、水だけ購入。
当の国内線の便は1週間ほど前に出発時刻が送れる旨のメールあったが、当日さらに15分遅れてしまった。
・Water : 40 ETB
○エチオピア航空国内線割引について
アジスアベバ~メケレ間の国内線は、エチオピア航空の国内線割引を利用。
遠距離(基準が分からないが…)のエチオピア航空国際線を利用してエチオピアに入国していれば、国内線が正規料金の半額以下の割引運賃で購入できるとのこと。
今回はANAマイルでエチオピア航空の航空券を入手して入国し、個人で公式HPより国内線割引運賃チケットを購入。
マイルでの入国ということで少し不安だったが、特に現地で確認などされることもなく、クレジットカードは予定通り割引運賃分が引き落とされていた。
裏のシステム上で確認しているのか…?
なお、ETTでも条件をクリアしていれば割引運賃のチケットを手配してくれるが、見積もりを確認したところ個人で公式HPから購入する方が片道数百円分だが安かった。
○購入方法
※特別難しくないが、HPの動きが妙にもっさりしている時があったので念のため
1.エチオピア航空HPにアクセス
2.「~」の枠に「add」などを入力して「Addis Ababa」を選択
3.「To」の枠に「Mek」などを入力して「Mekelle」を選択
4.日付を選択
5.「フライトの予約」を選択
6.「特別割引運賃」のポップアップが出てくるので、「はい。いずれかの書類を持っています」を選択して続行
7.あとは通常通り購入。これだけ!
言語により料金が変わったりするのかと思い、色々試してみたが、自分が操作した限りでは特に変化なしでした。
→(Ethiopian Airlines ET102)→
[15:10] Mekele airport・メケレ空港
本来、ここでETTスタッフと合流するはずだったが、誰もいない…。
その辺りの人に事情を説明し、アジスアベバで入手していた連絡先へ携帯電話で連絡してくれると、近くにいたタクシードライバーがETTオフィスへ連れていってくれた。
おそらく料金は、ETTオフィスがその場で支払ったはず。当然か!
[15:45] ETT office
自分が申し込んだ3泊4日のダナキルツアー を催行するEthio Travel & Toursという現地の主要旅行代理店のオフィスに到着。
この時は明日からのツアー流れを確認して終了。
スケジュール表も渡されたが、実際に自分が回った行程は手渡されたスケジュール表とは異なっていた。
そのこと自体については、特に説明などは無かったので、スケジュールが気になる人は当日、きちんと確認していた方がよい。
翌朝は宿泊場所までピックアップしにきてくれるとのことで、UNION PENSIONをBooking.comで予約していることを告げたが、「それではおそらく予約が取れていない」と言われ、その場で電話して予約してくれた。
事実、おそらく予約は取れていなかった。
そのままホテルまでのトゥクトゥクも手配してくれる。
日本出発前からBooking.comに掲載されていたUNION PENSIONの場所が間違っていることには気づいていたが、正しい場所を確認しきれていなかったから助かった。
場所は上のGooglemapに落としています。
maps.meでは正しい位置に落ちていました。
[16:15] Union Pension
荷物だけ置いて早々に出発。
[16:30] walking around
メケレの街自体は、30分~1時間も歩けば大方雰囲気を掴める規模感。
アジスアベバでもそうだったが、街の一画が碁盤の目になっているマーケットエリアがあり、その辺りを歩くのが面白い。
それ以外は教会などがあることを除けば、これといった見どころなし…!
ちなみにメケレの街は、地元の青年の話によると、昔から金の取引が盛んだったらしく、貴金属ショップが多数営業していた。
[18:00] Dinner
ローカルレストランでインジェラに挑戦。期待通りのまずさ!
肉だけ食べてインジェラをほぼ残す。
良くも悪くも思い出に残るディナーだった。
メニューは写真もなく、現地語しか記載されていない。
適当に店員が「インジェラ」と話していたリストの中から適当に指を差して注文。
結果、牛すじのようなものとセットだったので、何とか肉を食べて飢えをしのぐ。
ちなみに料理を待っている途中停電が発生。
・Injera with meat : 90 ETB
[19:00] Seti Super Market
UNION PENSION からほど近い、町の中心にロンリープラネットにも掲載されているスーパーマーケットで買い物。
ロンプラでは19時閉店と記載されていたが、この時間でも閉まる気配は無かった。翌日の朝食分のパンなどを購入。
やはり輸入物と思われるもの(板チョコなど)は、数百円の値付けがされていた。
値札が付いていないものも多いが、一つ一つ価格をチェックする必要がある。
なお、ダナキルツアー中は、要所要所で軽食が食べたくなるシーンがあるが、商店に立ち寄る機会が限られているので、出発前のメケレの街でしっかりと買い込んでおきたい。
・Candy : 6 ETB
・Water : 30 ETB
・Two Bananas : 8 ETB
・Cookie : around 25 ETB
・Potato chips : 10 ETB
・Fanta : around 15 ETB
・Bread : around 20 ETB
●stay
UNION PENSION : 250 ETB
メケレを訪れる日本人観光客の中では有名な安宿。
一般的に「ユニオンホテル」と呼ばれているが、正式名称は「UNION PENSION」のはず。
もしかして、そもそも別の宿というオチがあるか…?
2019年2月頭現在、Booking.comには掲載されていない模様。
どちらにせよ、ホットシャワーは十分で、wifiも強く快適な宿だった。
ただし、チェックアウト前の朝に少なくとも1時間以上は停電していた。
街全体の停電かとは思うが、充電などはできる時にしておくべき。
■DAY2 (DanakiL Tour)
[9:00] Departure
宿までタクシーの運転手が迎えに来てくれる。
[9:05 – 9:45] ETT office
どうやら各ホテルでピックアップしたツアー客が全員一度オフィスに集合し、同じ車となるメンバーのパーティーを、申し込んだツアー内容を元に、その場で オフィスのスタッフが主観でどんどん決めていく。
自分が申し込んだのは3泊4日のダナキルツアー。
なお、申込はリンク先の公式HPの「offline」と見出しのついたお問い合わせフォームから連絡。
その後、登録したメールアドレスに連絡が来て、何度かやり取り。
平日であれば24時間以内にメッセージが返ってきたので、応対がしっかりしている印象だった。
公式HPには料金表がなく、各旅行者のブログを見ても300~700$程度と、様々な価格帯で申し込んでいる様子。
単純な値下げ交渉のほか、おそらくそのタイミングで車をシェアできるメンバーがどの程度いるのか、自分以外のの旅行者の申込人数などが影響していると思われる。
自分は一番初めにメッセージを送る際に、「この年末年始の期間の中で、一人の申込でも3泊4日ツアーを350$で行ける日を教えてくれ」と伝えたところ、「年末年始はいつでも350$で申し込める」との返事が来た。
事実、このツアー中は何十台という車とすれ違い、ETT社だけで毎日10台くらい分のツアーが催行されていたのではないかと思われる。
現地でスケジュールに余裕があって、タイミングを見計らいながら交渉すれば300USD行けるかも…?
なお、ダナキルツアー主な見どころであるダロール砂漠とエルトアレ火山の両方を行くには2泊3日のパターンもあり、はっきり言って個人的には2泊3日で十分であると感じた。
違いは、途中のダロール砂漠とエルトアレ火山の合間の街で少しゆっくりして1泊するのと、塩湖で夕日を眺められるかどうかの違い程度。
ただし料金に関しては、2泊3日の場合でも300$程度までしか落ちないのではないかと思われる。周囲の人の話でも金銭的なメリットはあまり大きくない。
また、ETTはダナキルツアーに限らず、前述の通りアジスアベバにもオフィスがあることからも、ラリベラなど北部中心に様々なアレンジを行ってくれる。
自分の知人もラリベラ~メケレ間のバスを依頼していた。
ただし片道で数十$となかなかの金額がかかったらしい。
ただしいろいろ申し込んでおくと、アジスアベバの滞在中に時間があれば、おまけでアジスアベバ半日市内観光を無料で行ってくれることもある様子。
また、メケレの街を歩いているだけでは全然気付かなかったが、メケレには他にも多数の旅行代理店があるとのことで、ツアー中に何台も見かけた。
→(tour car)→
自分たちの車は、自分を含めて日本人×3、チェコ人×1の計4人のパーティー。
[12:00] Lunch
昼食は道中の集落の中にある食堂にて、ツアースタッフが都度調理をするオリジナルの食事を食べる。
ツアー中は常に調理担当の人が同行していて、ちょうど帰ってくる別の日程のグループの人も一緒になってツアー参加者全員で同じものを食べていた。
上手い具合にスケジュールを調整している。
なお、ソフトドリンク、ビールは別料金。
・Bottle coca cola : 25 or 30 ETB
→(tour car)→
昼食後1時間くらい走ると、舗装路から外れてオフロードに。
初めのうちは砂漠地域らしく、砂の上を砂嵐に巻き込まれながら4WDで進んでいくが、途中から固まった溶岩の上を走る全世界でも屈指のガタガタ道の悪路に。
しかも1時間くらい続くので、体力と気力勝負…。正直、結構つらい。
[17:15] foot of Mt.Elta ale・エルタアレ山麓
ちょうどサンセットの時間帯の直前にエルタアレ山の麓に到着。
写真正面のうっすら煙を吹いているなだらかな低山がエルトアレ火山。
ここから2時間ほどの間、登山の準備や夕焼けの写真撮影、夕食などを食べながら時間を過ごす。
日の入り後は真っ暗になってしまうので、登山に必要な道具の整理などは明るい内にやっておきたい。
ETTグループの夕食もランチ同様全員分まとめて調理されていて、出来上がり次第、ちょっとしたビュッフェのような形式で自分たちで料理を取りに行く。
一度に提供される料理は少ないが、3回ほどに分かれて提供され、基本的には食べ放題。(ただし、最後には料理は無くなりがち…!)
この後、登山と頂上でのキャンプ、下山を挟み、次の食事までの感覚が長いので、ここでしっかり食べておきたい。
また登山中はトイレに行くタイミングが難しいので、麓の隠れたところで予めしっかり済ませておきたい。
[19:45] start climing
ETTのグループ全員が一緒になって登っていく。
ガイド数人と銃を持った警護数人に囲まれながら、計3,40人くらいのパーティーで登っていく。
ツアー客は年末年始シーズンなこともあり、欧米人とアジア人(日本人多め)が半々くらいだった印象。
当然周囲は真っ暗で、ヘッドライト頼りで登っていく。
途中、新品の乾電池を入れていたはずの自分のヘッドライトが切れてしまう。しかも予備電池を麓に置いてくるという凡ミス付き。
他のツアー参加者のライトを頼りにさせてもらい登っていく…
登りの所要時間は約3時間。途中の休憩は2回。
登山が不慣れな人もいることを考慮すると、思ったよりもハイペースな印象だったが、各休憩時間は10分くらいと長めに取っていた。
休憩の時にガイドが「ライトを消すんだ!」と言って、皆で見た星空はとても綺麗。
もしかしたら現地に到着するまで3時間の登山があることを知らない人もいるかもしれないが、しれっとある割には少し気合をいれて登らないといけないレベル。
他の代理店のグループかもしれないが、下山の際にラクダで降りている人がいた。
もしかしたら追加料金を払えばラクダに乗れるかも。申込時に要確認。
[23:00 – 24:30] top of mt.elta ale・エルタアレ山頂
やっと到着した山頂では、火山ガスが噴出しすぎていて溶岩は見えず…。
時々聞こえる地鳴りや、カメラで撮影するとうっすら赤く見えるのがせめてもの救いか…!
後から聞いた話だと、この数か月間ずっとこんな感じだったらしく、長期旅行者の人の中でも、みんな見ることができていないということだった。
事実、この時、少しでもマグマを見るチャンスを高めるためか、山頂に2泊していたイタリア人もいたらしい。
別の日にガイドに聞いた話だと、見えるか見えないかの確率は半々と言っていた。慰めもあるかもしれないが…!
仮に見えた場合でも、一晩滞在していてある時間だけ見えるような、オーロラと同じようなものかもしれない。
とりあえず、見えたらラッキー程度に向かった方がショックは少ない…!
トイレはあまり物影が無い中で、なんとなくのところでみんな済ませていた。
○主観の持ち物リスト
・防寒具:時期にもよるかもしれないが、寝ている間は冷たい風が強くかなり寒かったので、かさばらない程度に極力厚めのものを持っていきたい。フリース程度の厚さのものなら、最低でも2枚以上は欲しい。
・ヘッドライト&電池予備
・トイレットペーパー
・軽食:上り下りで合計6時間程度の登山を挟んでおきながら、間は15時間くらい食事をする機会が無いので、多少荷物が重くなっても持参したいところ。
・トレッキングシューズ:砂場や岩場の上を歩くので、スニーカーだと疲れるかも。ビーチサンダルは絶対に非推奨。
○旅行代理店で用意(運搬)してくれたもの
・簡易マットレス
・寝袋
・シーツ
・水2:1.5lを好きな分だけ(基本は自分で持っていく)
●STAY
camp at Mt.Elta Ale
■DAY3 (DANAKIL TOUR)
[4:45 – 7:45] top of mt.elta ale・エルタアレ山頂
夜も明けきらない暗い内からガイドに起こされ、みんなで再び歩いて5分ほどの河口へ。
しかし状況は深夜のうちと変わらず、何度か地鳴りが聞こえるだけで、ずっと火山ガスが出続け火口は何も見えなかった。
そうこうしているうちに日の出の時間を迎える。
周りの人たちも思い思いの場所に移動し、日の出の撮影に切り替える。
日の出自体は、天気も良く開放感もある景色だったので綺麗だった。
[7:45 – 10:15] start going down
なんだかんだで日の出を撮影したり、周囲を散歩したりしているうちに3時間が経過。
7時30分を過ぎたころからガイドに促され、みんなで下山開始。
行きと全く同じルートをそのままピストンで下山していくが、ペースはみんなバラバラ。
セキュリティガードも、いったいどこを歩いているのか分からなくなるくらい、みんな自由に歩いている。
所要時間は行きとあまり変わらず2時間30分。
夜のうちはまったく分からなかったが、景色は木々などもなく開放感のある光景。
ただし、あまりにも風景が変わり映えしないので、下山自体に楽しさは感じづらいかもしれない。
そして昨夜からこれといった食事をしていないので、空腹との戦い。
やはり簡単でも軽食は用意しておきたい。
[10:15 – 11:00] foot of mt.elta ale・エルタアレ山麓
出発地点まで戻ってくると、ドライバーがどこから用意したのか、バケツに水を汲んでいて水浴びをさせてくれる。
また、ペットボトルのフルーツジュースをくれた。
その後、夕食と同じような簡易ビュッフェスタイルで朝食が提供される。
着替えやトイレなど済ませながら、出発の準備を行う。
昨夜の登山前とは異なり、少し慌ただしかった。
この後は塩湖と温泉に入る機会があるので、水着やサンダルなどを持っている場合、さっと着替えておきたい。
→(tour car)→
[13:00?] Lake Afrera
来た時と同じガタガタ道を4WDで進んでいく。
登山とキャンプで多少の体力を消耗しているので、かなりきつかった。
1時間ほどのオフロードを超え、舗装路に戻ると、メケレから来た道の反対側のさらに先を目指し、塩湖を訪問。
気付けば、みんなエルトアレ山の麓で水着を履いていて、塩湖の中に入っていく。
サンダルも履いていて準備がいい。
この存在をあまり意識していなかった自分は、足元だけ水に浸かっただけだった。
また塩湖の脇に少しだけ温泉も湧いていて小さな池のようになっているので、塩湖で体がべたべたになるのが嫌な人は、そちらでもお湯浴びを楽しめる。
前日がキャンプだったので、ここで浴びるのが気持ちよさそうだった。
また、どこから入手したのか、ここでもドライバーがタンクに水を汲んでいて、みんな塩湖で遊んだ後に水浴びをして、塩を流していた。
→(tour car)→
[13:30] LaNCH
塩湖からほど近いレストランで、前日と同じようなスタイルで昼食。
例によってみんな同じメニュー。
このパスタは作りすぎていたのか、何度おかわりしても無くなる気配が無かった。
・Sprite : 25 ETB
・Local Beer : 35 ETB
→(tour car)→
途中の休憩スポットで、同じ車の方々に誘ってもらい茶店でコーヒーを味わう。
コーヒーは詳しくないが、日本で飲むコーヒーと比べて濃厚で美味しい。
ちなみにこの休憩スポットは前日のランチと同じ集落。
・Coffee @cafe : 5 ETB
→(tour car)→
[17:30] Abaala
塩湖から半日くらいかけて、ようやく宿泊地となる街に到着。
ここで2泊3日ツアーのメンバーと、3泊4日ツアーメンバーのスケジュールが分かれる。
2泊3日ツアーの場合は、ここで宿泊した後、朝4時に出発し、そのままダロール砂漠周辺を午前中に観光し、その日のうちにメケレへ向かう。
3泊4日ツアーの場合は、宿泊後、ここで朝食も取り11時出発までゆっくり過ごす。
その後は夕方にダロール砂漠手前の塩湖周辺を観光し、近くの集落に戻りキャンプ。
翌日の午前に2泊3日ツアーと同じ時刻にダロール砂漠を訪問し、その後はメケレへ向かうというスケジュール。
3日目のゆっくりとしたスケジュールがあるかないかくらいの違いだった。
念のため地図を再掲。
宿の目の前に個人商店あるので、態勢も整えられる。
・Cookie×数個 & Sprite(Pet500ml) : total 70 ETB
●STAY
Guesthouse at Abaala
6人分の布団があるような部屋が2or3つあり。
自分の時は計10人程度宿泊していた。
設備は水シャワー×2あり。
コンセントがやや壁の高い位置に設置されていたが、充電も可。充電対象をバックパックの上に置いたりして、短いコードでも何とか充電する。
特に自分が滞在している時は停電も無かった。
人数が多いとコンセントの数が足りないので、たこ足は用意しておきたいところ。
ちなみに自分以外のメンバーはおそらく全員2泊3日ツアーの参加で、翌朝、自分が起きた時には既に誰もいなかった。
なぜ、自分1人だけが、2泊3日ツアー向けのスケジュールである、エルトアレ火山を先に向かうことになったのか?
出発の時にはもっと3泊4日ツアーメンバーがいたはずだが!
■DAY4 (DANAKIL TOUR)
[8:15] Breakfast
自分一人のために、一緒に滞在していたスタッフがわざわざ朝食を作ってくれる(笑)
インジェラの酸味は抑え目なので、何とか食べられる。
[9:00 – 10:00] walking around guesthouse
出発まで特にやることも無いので、街を散策。
観光客がそれなりに立ち寄る街だと思うが、全体的に何も見どころが無い。
その分、素朴な雰囲気があり、コーヒースタンドなどでまったりするだけでも、逆にまあまあ楽しい。
ただ歩いているだけの動画ですが、雰囲気はこんな様子。
・Coffee at cafe : 5 ETB
・sprite : 20 ETB
[11:15] Departure
予定よりも45分遅れでようやく出発。
出発するまで分からなかったが、ここに残っていたスタッフはドライバー、メインガイド、サブガイド、調理スタッフという豪華なメンバー。
どこからか食材や宿泊道具など大量のアイテムを集めて、1台にみんなで乗り込んで出発。
ツアー参加者は例によって自分だけなので、助手席の一番いいポジションを確保。しばらくの間ドライブを楽しむ。
→(tour car)→
[13:00?] LUNCH
途中のBerhale という街で、ランチブレイク。
ETTのツアーで、ほかの日程のメンバーもここで一同に集まっている。
さらには、他の代理店のツアーの車も多く泊まっているので、ツアー客だけで50人近くいた気がする。
早朝に出発した2泊3日メンバーとも合流したが、すでに午前中に見どころをすべて見終わっていて、これからメケレに戻るとのこと。
自分の 翌日の経験からしても、メケレには夕方17時くらいには戻ることができたのではないかと思われる。
また、この日から3泊4日ツアーをスタートしたツアー客も多い。
おそらく3泊4日の場合は、このように先にダロール砂漠の方を回り、初日の昼にここでランチを取るのが王道パターン。
自分のような行程は2泊3日に合わせた逆回りパターンと言えそう。
→(tour car)→
昼食後、また車を進めるとほどなくして、荒涼な光景が広がっていく。
ガイドの話では、動画の辺りでは既に海抜0m以下とのこと。
ランチで一緒になったメケレからのグループと一緒になり、朝から1台で進んでいたのが一気に7台に。
途中、特に見晴らしがよいところでは、途中車を止めて、周囲を散策する。
[16:00] camp site
夕方にも差し掛かってきた16時頃にようやく宿泊地に到着。
この日はこれまでランチを食べたくらいしかしていない。
不思議なもので、こんな荒野のど真ん中にも数十人~数百人が居住しているような集落がある。
その一画に、ツアー客用に用意された簡易ベッドが並ぶ。
ここで15分ほど、マットレスを敷いたり調理の準備を始めたりと、スタッフ達が宿泊の準備を進めていく。
→(tour car)→
[16:30 – sunset] solt lake
宿泊準備が一段落したところで、ようやく本日訪問する、実質唯一の観光地である塩湖へ向かう。
まず初めは塩湖の真ん中にぽつんと立つ、まるでウユニ塩湖のインカワシ島のミニ版のような岩山の麓へ。
ここには塩湖の表面が崩れ、下に広がる塩水が表面まで出ているポイントがあり、テンションが高い欧米人がプカプカ浮きながら楽しんでいた。
体がベタベタになりそうだが、ドライバーが水を用意していて、みんな水浴び後に簡単に体を流していた。
多少のベタベタが気にならない人だったら、思い切って入ってみてもいいかも。
ただし自分たちのドライバーが本当に水を持っているかどうかは、事前に確認しておきたいところ。もし持っていなかったら悲惨!
その後は、塩湖の中でも表面に水が溜まっているスポットへ移動。
水が溜まっているところを探して移動する、本当にまるでウユニ塩湖にいるかのような観光スタイル。
ここでは、日没まで思い思いに楽しむ。
暗くなり始めてくると、車の周りにみんな集まってきて、スタッフが用意していた酒を楽しんだり、アップテンポの曲を流しながらまるでキャンプのような時間を楽しんでいた。
→(tour car)→
[night] camp site
周りが真っ暗になった頃に出発し、キャンプサイトに戻ると、間もなくディナーが始まる。
ここは簡単なビュッフェスタイル。
他のツアー参加者と会話を楽しみながら、ディナー後に明日のスケジュールの説明を受けて20時ごろ就寝。
トイレは適当に遠くまで歩いて、ちょっとした物影に隠れて済ます。
ちなみに大体みんな同じポイントでするので、ばったり会ったり特に夜は足元を気を付けないと大変なことになる!(笑)
自分は、みんなが就寝した20時頃から2時間ほど夜空撮影に挑戦。
意外とスタッフや住民がみんなライトを付けて活動していたり、ヘッドライトを付けた車が通ったりしていて、思ったよりも撮影が大変だった。
そんな中で一番撮影にとって大敵だったのは、強風だったかもしれない。
エルトアレ山頂でもそうだったけれど、砂漠って比熱の関係で夜は風が強くなるもの?
砂や小石が風で飛び交い、レンズを手で守りながらの撮影だった。
●STAY
Camp
ここでもブランケットなどの睡眠用アイテムはすべて支給される。
ただし、ただただ風が強い。
毛布をきちんと体の下に挟んでいないと、本当に飛んで行ってしまいそう。
エルタアレ山頂だけでなく、ここでも最低でもフリースレベルの衣類を重ね着しておきたい。
■DAY5 (DANAKIL TOUR – addis ababa)
[6:00] BREakfast
朝食もビュッフェ形式。
食事を堪能して、荷物をまとめたら早々に出発。
→(tour car)→
途中植物が生えるポイントでトイレ休憩を挟みながら、1時間ほどのドライブ。
[8:00 – 10:40] Dallol deaert・ダロール砂漠
個人的にはダナキル砂漠一番のハイライト。
ガイドに連れられながら2時間半近くのハイキング。
時にはガイドから遅れたりと、思い思いの写真を撮影しながらみんな楽しむ。
午前中とはいえ、直射日光が強いことに加え、海抜も低く歩くだけでかなり疲れる。
エリアの広さ感的には、野球場3個くらいの印象。
そこにところどころ、写真のようなカラフルなエリアが点在。
カラフルになっている原因は、酸度の強い温泉が湧き出して、化学反応を起こしているからとのこと。
所々、地下水が湧き出ているスポットもあります。
最後の方は例によってややバラバラになりながら色々と回る。
車が停まるスペースへ戻ると、これまたドライバーがタンクに水を溜めていて、男性陣は上半身裸になりながら水浴びをすることができた。
これは気持ちよかった!
この頃、他のツアー参加者より、ダロール砂漠の見どころの1つである行商隊のラクダのキャラバンが、この日は見れないことを知る。(もしかしたら昨夜のスケジュール共有で説明していたかもしれないが、自分の英語力ではこの時知る。)
たまたまなのか曜日が関係しているのか、はたまた年末シーズンが影響しているのか不明…。
ちなみにこの日は土曜日。
前日、ランチの際に会った際に話した、前日の金曜日に訪問した2泊3日組も見れなかったと言っていた。
→(tour car)→
[11:00 – 11:30] cliff Around Dallol
ダロール砂漠から車で出発すると、ほどなく崖が風化した景観が広がるビュースポットへ。
一部の元気な人は写真の範囲内を散歩していたが、ほとんどの人は、ダロール砂漠で体力を奪われていたので、崖の日陰で休んでいた。
→(tour car)→
[11:35 – 11:50] lake Around Dallol
崖を離れると、これも車で5分ほどのところに、温泉が湧き出ている池に到着。
毒を含んでいるらしく、水を飲んでしまったであろうキツネのような動物や鳥類の死骸が残されていた。
足湯を楽しむ程度であれば問題ないらしく、イタリア人が足を浸かりながら楽しんでいた。
また貴金属の洗浄にもいいらしい。自己責任で!
→(tour car)→
[12:05 – 12:25] salt mining
毒の池を訪問した後は、続け様にソルトマイニングスポットへ。
地元の人たちが、塩湖の表面の塩を斧で切れ目を入れる→剥がす→ヘラで真四角に揃える→運ぶ、と手際よく作業をする様子を見学できる。
作業者からしてみると、単なる邪魔だろうな、と思う。
裏でお金をもらっているのだろうか。
塩を運搬するロバが陣形を組んでいたので、思わず撮影。
→(tour car)→
[13:30?] LUNCH
昨日と同じランチを食べた街まで戻ってきて、同じようなランチを食べる。
昨日はダロール帰りの2泊3日スケジュールメンバーとここで合流したが、今回は自分がその立場となった。
逆に明日、ダロールへ向かうであろうツアー客がいたが、自分たちの時よりもさらに5割増しといった人数だった。他のツアー会社の人を含めると100人くらいはいたかもしれない。年末にかけて盛り上がっている。
自分はこれにてツアー終了なので、そのままメケレへ向かう。
気付けば、他のツアー客は前日に合流した、これからエルトアレ山へ向かう人たちばかりだったので、車一台だけでの移動となっていた。
車内は昨日Abaalaの街から来た時とほぼ同じ、ガイドなどのメンバー。
自分の存在が特別なのか、単なる迷惑なのか分からない。
→(tour car)→
ツアー行程の中ではラクダ行商隊には出会えなかったが、車での移動中にラクダ行商隊を目にすることができた。
特別珍しい訳ではないかもしれないが、ツアー中に行商隊を見れなかったのでラッキーだった。
他のツアー車も思わず車を止めて撮影している。
[16:30 – 19:00] mekele・メケレ
メケレのETTオフィスに到着すると、そこで解散。
ツアー中何度もドライバーが変わったり、みんな重い重いの行動をしていたこともあり、特にチップを渡すことは無かった。
ETTオフィス内は、また新たな人達がツアーを申し込んでいたり、まさに今メケレに着いた人が、他の旅行者と宿情報を共有していたりと、ルイーダの酒場みたいになっていた。
その後は夜のフライトまで、街をぶらぶらしたり、ドロドロになった靴を磨いてもらったりしながら時間を潰す。
靴磨きは、予想よりもずっと安かったので、この後、空港泊&国際線搭乗を予定している自分としては、身なりを整えられて助かった。
空港までの交通手段はタクシーを用意してくれるというので、約束の時間の19時頃まで自由時間となった。
実際は18時前くらいからETTオフィスで待機。
オフィス内のwi-fiを使用させてくれたので暇つぶしには困らなかった。
・Shoe polishing : 10 ETB
・Bottle coca cola : 15 ETB
→(taxi)→
たまたま居合わせた他の2人の旅行者と共に空港へ向かう。
空港までは約15分程度の道のり。
(途中道を間違えられたが…)
元々19時発の予定だったが、自分よりも1つ前のフライトに乗る人がいたり、妙に慌てている人がいたので、18:30頃の出発となった。
[21:00] mekele airport・メケレ空港
チェックインロビーにカフェあり。
相場は街中よりも2倍以上の値段。
空港内にFreewi-fiあり。
ここでもネットをしながら時間を潰す。
・Fanta : 50 ETB
→(Ethiopian Airlines ET149)→
[22:10] addis ababa airport・アジスアベバ空港
予定の時間通りアジスアベバ国内線に到着すると、少しひっそりとした空港を出て、そのままカートを引きずりながら国際線ターミナルへ。
国内線ターミナルの前の駐車場を少し進んで、壁沿いに右側へ抜けた先が国際線ターミナル。徒歩5分弱ほど。
工事中で道が薄暗く、ガタガタ道でもあり、ルートが少し分かりづらい。
●Stay
Addis Ababa airport lobby
翌朝、まあまあ早い便で、空港近くに安宿もなさそうだったので、特に宿も取らず、そのまま空港のチェックインロビーで一晩を過ごす。
荷物X線セキュリティチェックの後に、30人分のほどの椅子が並ぶ。夜中もまあまあの人の出入りがあり、荷物は体の近くに置いておかないと少し不安になる。
深夜は横に慣れるくらいの人の少なさになり、強引に睡眠。
しかし、この時激しい腹痛に襲われる…!
ビスケットなどを除くと、この間食べていたのはツアー中の食事しかないので、そのどれかが当たった。
卵料理を馬鹿みたいにたくさん食べたので、それが原因かもしれない。
椅子の近くにトイレがあるので、3往復ほどして夜を明かす。
結局熟睡はできず!
●反省点
・エルタアレ登山では、登山前の夕食から下山後の朝食まで、水が支給される以外は特に食事の機会が無い。メケレの街か日本から、ビスケットやチョコレートなどの軽食をなるべく持参しておきたいところ。
・同じくエルトアレ登山は、水が支給され1.5lの水を2本ずつ持ち運ぶことを推奨される。バックパックのサイドポケットなどを駆使して、手で持たずに快適に持ち運べる手段を確保したい。
・エルタアレ登山中に、まさかのヘッドライトの電池が切れるという事態に。またGoProなどのカメラの電池も突然無くなるといったこともあった。もしかしたら直射日光など高温になる環境などで電池が減ったのだろうか。特に車の移動中は、気付かないうちにピンポイントにずっと強い直射日光が当たっているといったことがありがち。何があるか分からないので、予備はしっかりと用意しておきたい。
・よく言われることだが砂漠の夜は寒い。気温以上に風が強く体感温度は低く感じる。フリース2枚重ねくらいの用意はしておきたい。
・ダナキルツアー中の費用は、3泊4日でも数百ブルも持っていれば十分。ツアー中に使用した費用はすべて記事内で網羅できているはず。
それプラス、チップ代を確保すればよいのではないか。
おそらく3or4日間ずっと同じドライバーなら払いたくなるシーンがありそう。その場合は、数百ブル(前半)位か…。
【ITINERARY, Madagascar】
※拡大すると、詳細なスポットが落ちている場合があります
■DAY6 (addis ababa – antananarivo)
[8:50] addis ababa airport・アジスアベバ空港
今回の旅行では、折角の機会にマダガスカルまで足を伸ばそうと、日本~エチオピアと、エチオピア~マダガスカルの航空券を別々に取得。
なお、キャリアは両方ともエチオピア航空。
特にマダガスカルから日本へ帰る時は途中のアジスアベバでの乗り継ぎが3時間程度と、なかなか利便性が高い。
自分が検索した約2カ月前のタイミングに関していうと、エチオピア~アジスアベバ間は、乗継が不便なスケジュールだったがケニア航空のチケットが、直前でも350$程度で購入できそうだった。
エチオピア航空では600$程度だった。
6:00時頃からチェックインカウンターが開き始める。
どうやらアジスアベバ空港は朝発の便が集中しているようで、朝の時間帯はすぐに空港内が混雑してくる。
特に出発ロビーは乗り継ぎ客も含めごった返していて、搭乗ゲートの前にあったセキュリティチェックは30分以上は待たなければいけない大行列だった。
腹痛でトイレに駆け込んでいた自分は、並んでいる最中にマダガスカル便の出発が迫ってしまい、係員から「アンタナナリボ!」と呼ばれ、後ろから前の方の列に割り込むことになってしまった。
セキュリティチェック後にもトイレに駆け込み、アジスアベバでは空港泊していたのにトイレに行っていた記憶しかない。
アジスアベバの空港の出発ロビーはアフリカ屈指のハブ空港ということもあり、充実したお土産店やカフェあり。
めちゃくちゃ大きい訳ではないが、お土産を買い忘れた時には頼りにできる。
→(Ethiopian Airlines ET853)→
[13:40] Antananarivo airport・アンタナナリボ空港
予定時刻にアンタナナリボに到着。
タラップで降りたら徒歩で建物まで歩く牧歌的な空港。
イミグレーションでビザ代金を支払い入国。
本来、黄熱病リスク国と指定されているエチオピアからマダガスカルへ入国する場合は、イエローカードが必要となるルールのはずだが、自分の時は特に要求されなかった。
入国後の建物内にはATMあり。
一度に引き出せる金額の最高が200,000 Ar(6,000円強)。3回ほどに分けてキャッシングをする。
アンタナナリボとモロンダバを旅行する分には、観光客の活動範囲の中にATMをいくつあり、実際に計3か所ほど利用したので、そこまで無理して一度に下ろさなくてもよいかもしれない。
ちなみに一度に引き出せる最高金額が300,000 ArまでのATMは見かけた。
空港内にはSimカードを販売するキャリアも2、3社あり。
滞在予定が中途半端に8日間だったので、容量も多めの1か月プランになってしまったが、1週間プランで容量も抑えれば、料金は目安半額以下になるはず。
・Madagascar VISA *arrival *up to 30days : around 37 USD
・Sim card for 2GB 30days : 67,000 Ar
空港を出るとタクシーの客引きが多数。
空港から街中までは40,000Ar程度が相場と聞いていたが、誰に聞いてもガソリンが高騰している、と言ってその値段まで落ちる気配が無い。
結果、45,000 Arで宿泊予定のタナジャカランダまで依頼。
バックパッカー達がよく依頼するのか、ドライバーがタナジャカランダの場所を知っていたので交渉がスムーズだった。
→(taxi)→
タクシーでの移動の所要時間は30分ほど。
この時間は朝夕のラッシュアワーの影響が小さかったが、渋滞にはまると1時間を超えることもあるそう。
そしてこの時のタクシードライバーとの会話で、この国では英語がほぼ通じないことを実感。
事実、この先も英語の数字を伝え合うような金額交渉もままならず、中国やベトナムの田舎やウズベキスタンといった国々くらい通じない。
・taxi fee : 55,000 → 45,000 Ar
[15:05] TANA jaCaranda・タナジャカランダ
タクシーでそのままホテルの目の前まで移動。
もし扉が閉まったままで、スタッフが特に開けてくれなかったら、扉の左側の壁に備えられているインターホンで呼び出し。
チェックイン自体は事前にBooking.comで予約していたので、何の問題もなくスムーズに完了。
メケレのUnion Pensionとは違った!
前夜の空港泊に加え、シャワー自体をダナキルツアー2泊目以降浴びていないので、先ずは態勢を整える。
その後、時間も時間なのでさっさと都市観光へ向かう。
[15:45 – 17:45] CITY Walking
アンタナナリボの街は、ロンリープラネットを見たり、宿を出ただけだと、どの辺りが観光地なのかいまいちピンと来ない。
宿を出て、目の前の坂を2~3分くらい上に向かって歩いていくと、ちょっとした街の中心部らしきエリアに出る。
そこにある小さな公園の中にtravel informationがあり、そこでは英語の話せるスタッフがいるので聞き込みや、アンタナナリボのフリーマップ入手が可能。
いろいろ相談乗ってくれるので、困ったら訪問の価値あり。
その後、アンタナナリボの観光スポットとしては一番有名と思われる丘の上にあるQueen’s Palaceに向かってダラダラと歩いていく。
少し後悔したのは、30分以上は歩いていたと思うのに加え、傾斜がかなり急なので、体力的にかなりきつい。(腹痛もまだ治っていないし…)
ガイドブックなどでは、頂上までタクシーで登って、そこから歩いて下りてくるモデルルートが紹介されている。
タクシー代はおそらくこの程度であれば、高くとも10,000 Ar程度で行ってくれるはず。
日本ではあまり見ない急坂なので、普通に途中でバテる恐れあり。
ただただ住宅街を歩くだけなので、特にこれといった景色もないし。
やっと着いたQueen’s Palace入り口では、地元の人達がたむろしていて、入場料10,000 Arのほかに、20,000だか30,000だかのガイド料を払わないと入れないと言ってくる。
しかもご丁寧に、公式チケット売り場の料金表の下に、それっぽくガイド料に関する案内板まで用意している。おそらくこれはアンオフィシャルの案内。
知らないと思わず払ってしまいそうだが、散歩して既にそれなりにアンタナナリボ観光に満足感があったこともあり、「だったら入らなくていいや」といった素振りを見せたところ、たむろしている人達が「入場料だけでいいから入れ」と言ってくる。
結局10,000 Arで入ることができた。
ただし入場後もついてこようとしてきたので、日本語で明確に断る。
もしかしたら彼らは英語が話せたかもしれない。
当のスポットは、これまで登ってきた急坂を称えてくれるように、開放感あふれる景色が広がっていた。
Palace内部には入れないので、マダガスカルの歴史をよく知らない人にとっては景色を楽しむための場所かと思われる。
ちなみにこの時、来る時に見かけた、近くの大きな教会(Cathedrale catholique d Andohalo)で結婚式を挙げていたカップルが、このQueen’s Palaceでカメラマンを連れて記念撮影をしていた。
地元の人達にとってもこのQueen’s Palaceは、とてもシンボリックな大切なところに思われている様子。
なお、この教会自体も、この近くまで来たら一目見ておきたいスポット。
また、Queen’s Palaceと教会との間にはPrime Minister’s Palaceがあり、小さな博物館になっている。
地元の人は当然のようにタダで入っていくが、自分は近くのゴロツキなのか正式な係の人なのか分からない人に20,000 Arを求められた。ぼられたかな。
Lonely Planetでは入場料は10,000 Arと書かれている。
中の展示は3部屋程度の小さなもの。
古い絵や武器など貴重そうなものが展示されているが、歴史好きでもなければ、微妙かもしれない…!
・entree fee of Queen’s Palace : 10,000 Ar
・entree fee of Prime Minister’s Palace : 20,000 Ar
[17:45 – 18:05] take a rest @H&H
Quuen’s Palaceからダラダラ下りてきたところにあるファーストフード店で食事。この日が日曜日だったからか、ほとんどの店が閉まっている中、ここが空いていたので助かった。
アンタナナリボは中心部をふらふら歩いているだけではめぼしい食事処が見つからないので、予め目星を付けておきたい。
・Chicken burger : 8,000 Ar
・Pet coca cola 350ml : 3,000 Ar
[18:10] surpermarket(shoprite)
めぼしい食事処が見つからなかったアンタナナリボだが、タナジャカランダもある観光客が多く集まるエリアには、スーパーマーケットが2店舗あるので便利。
自分が利用していたSHOPRITEでは、お惣菜やライス、チキンなどを量り売りしていて、夕飯代わりにもなる。
現地の物価からいうと割高だが、種類も多く非常に便利。
そのほかお菓子なども充実していて、チョコバーなどはお土産にもなる。
味はまちまちなので、事前に味見して要チェック!
・Many foods *Chicken, water, Breads, Beer, and so on… : 30,800 Ar
●STAY
TANA JACARANDA : around 17 EURO for Single room with bathroom
アンタナナリボ屈指の人気の安宿。
エリアも街の中心部になるので便利。
レセプションの人は英語堪能。
スタッフはみんな親切。バックパッカー御用達ということもよく分かる。
扉は出入り共にインターホンなどで、都度スタッフに開けてもらわなくてはならない。面倒だが、防犯がしっかりしている。
Simカードを購入していたので、wifiは利用せず。スピードは不明。
温水シャワーは日中も使用することができた。
部屋を出入りしているだけでは気付かなかったが、客室の階の奥の方にはみんなで談笑できるロビーや、景色を楽しめるテラスもある。
客室には食事メニューもあった。おそらくロビーで食べられる。
■DAY7 (antananarivo – morondava)
[5:30] TANA JAcaranda・タナジャカランダ
この日はバオバブ街道のあるモロンダバへ移動するために、バスターミルへ移動。
早朝の出発のため、前日のうちに宿のスタッフにチェックアウトとタクシーの手配を依頼。
既に日が昇っているとはいえ、5:30を過ぎたばかりの朝早い時間帯なのに街は通行人も多い。
特にアンタナナリボ北部の位置するバスターミナルが多く集まるエリアは、既に熱気に溢れていた。
・Taxi : 15,000 Ar
[5:45 – 6:30] cottise office @antananarivo・コティスオフィス
アンタナナリボからモロンダバまでは、小規模事業者が運営している長距離乗り合いバスのタクシーブルースか、利便性が高いながらも料金が若干高いCotisse transportの二択。
CotisseはHPから予約ができるので、短期旅行者なら圧倒的にこちらの方が便利。
ただし、直でチケットを取るよりも若干高いかもかもしれない。
それでも、このオフィスまでチケットを取るためだけにわざわざ訪問したりする手間を考えると、予約しておいた方が無難。
ちなみに自分が訪問していた年末年始のタイミングでは、3日前にはチケットが売り切れになっていた様子。
他のシーズンは分からないが、なんだかんだ利用者はマダガスカル人がメインなので、早めの予約をしておきたい。
Cotisse HP 利用のポイント
・ページ右上の「Langue」おり「Anglais」を選択 ※英語表示になる
・座席は右前の助手席ポジションか、運転手の真後ろが広い
・予約にはアカウント作成が必要
・支払いはPayPal(クレジットカード)払い。予約書かスマホページを持っていき、現地払いは無し
Cottiseのオフィスは設備が充実。
外にはこの時間から運営しているカフェもあったので、ここで買い物もできる。
そしてバスは予定通り6時に出発。
この時間であれば、大きな渋滞には巻き込まれず、車は順調に進んでいく。
→(bus)→
13時間ほどの走行のうち、休憩は4回ほど。
その内1回はランチ休憩で30分強の休憩。ほかは15分ほど。
各休憩の間隔が3時間くらいあるので、結構ハード。
自分は相変わらずの腹痛(というか前日よりもひどくなっている…)なので、途中途中の乗降客を乗せたりする時間に、トイレを探してダッシュ!
持参していたトイレットペーパーは、一番取り出しやすい手元に置いておきました。
10時間も走り、ようやくモロンダバに近づいた時には、ちょうど空に虹がかかっていた。
たまたま車も止まってくれたので、周りの観光客もみんなで撮影。
・Ticket : 45,000 Ar *Booking online
・Fanta : 1,500 Ar
[19:05] cottise office @morondava・コティスオフィス
モロンダバに着くと、バスは比較的海岸に近い場所にあるコティスオフィスに停車。
サイクルリクシャーなどの客引きが集まっているが、徒歩圏内にもいくつか宿がある。
バックパッカーに人気のmenabe hotelも近い。
自分は宿は特に予約をしておらず、同じバスの人と一緒に2軒ほど海沿いのリゾートホテルを歩きながら部屋が無いか聞いて回る。
しかし大晦日ということもあってか、 満室ばかりだった。
結果、2軒目に訪問した宿の人が周りに電話してくれ、近くの宿を確保することができた。
海岸沿いエリアは、レストランが一緒になったリゾート宿泊施設のようなものが5軒以上並ぶ、モロンダバの中でも観光客の多いエリア。
宿のスタッフには、マダガスカルでは貴重な英語が話せる人が何人かいるので、困ったらとにかく頼りにしたい。
[night] dinner @Chez Alain maintenant
宿泊地のすぐ隣にある大きめのレストラン。
現地の物価からするとやや高めだが、水産物が名物と言われるモロンダバでは、ぜひ名物料理は食べておきたい。
街中を歩いた限りだと、このレストランはモロンダバではトップクラスの高級なスポットになるかも。
・Chicken noodle : 16,000 Ar
・Fish : 14,000 Ar
・Beer *THB bottle beer : 4,000 ×2
●STAY
La Campannina : 75,000 Ar per 1 night for single room with bathroom
オーナー的なフランス人?の人を初めとして、その他、何人かは英語が話せる。
部屋でもwifiが届き、ホットシャワーも十分。
一度ゴキブリが出ていて、部屋に入った時にはタオルの交換し忘れもあったが、総じて親切。
■DAY8 (morondava)
[4:00 – 6:30] sunrise at Avenue of baobab・バオバブ街道
モロンダバ一番の目的であるバオバブ街道に向けて移動。
モロンダバからバオバブ街道までは少し離れていて、車で片道 30~45分程度。
前日のうちに、宿のスタッフにお願いをして、初日の出に間に合うようにタクシーに迎えに来てもらう。
オールドカーに2人で乗り込み、60,000 Ar。
ドライバーは穏やかで人当たりの良い小太りのおっちゃんだったが、やはり英語は話せない。
また当然だが、当日の朝に車を見つけるのは至難の業なので、前日の夜には信頼できるルートでバオバブ街道までの交通手段を確保しておきたい。
なおこの時は、バオバブ街道へ行って戻る単純往復の行程で予約をしていたが、モロンダバに来たら多くの人が、バオバブ街道と同じ道のその先にあるキリンディ国立公園を訪問するので、合わせて移動した方が効率的で割安。
後述するようにキリンディ国立公園への往復タクシーが結果240,000 Arだったので、その行程の中でバオバブ街道で途中下車しても、それほど大きく違いは無いはず。
→(taxi)→
当のバオバブ街道に着くとは、初の日の出ということもあり、10人ほどの日本人がいた。
自分はこの時のために持ってきた三脚を使いながら、みんな思い思いの写真を撮っている。
雨季だったので天気が心配だったが、地平線近くのところから綺麗な初日の出を見ることができ、普段トラブル続きの自分の旅行にしては珍しく満足いく感動的なシーンだった。
GoProのタイムワープ機能も活躍(もう少し日が昇った後の余韻が欲しかったけれどタイムアップ)
この時の日の出の時間はおおよそ5:30頃。
4:45~5:45くらいまで、1時間くらい滞在していたでしょうか。
GoProの映像もほぼその時間通りのはず。
ちょっと意外だったのは、よく見るバオバブの写真などではもっと周りが鬱蒼としている地域のイメージがあったけれど、この辺りの土地はよく整備されていた。
他の街になどに行かない限り、他にバオバブのビュースポットのようなところは無さそうだが、果たしてどんなものだろうか。
話によると、モロンダバからさらに南へ1日かけていくモロンベの街には、また別の種類のさらに太いバオバブが広がっているらしい。
他の旅行者が奥に進んでいく(きっとキリンディ国立公園へ向かう)のを横目に、一度宿へ戻る。
→(taxi)→
宿の近くの売店で朝食がてらのクッキーなどを購入。
宿の近くにスーパーなどが無いのは少し不便。
街の中心にはコンビニ程度の商店を見かけた。
また、ATMも多数あるので、バックパッカー的には十分な規模感。
・Taxi : 60,000 Ar for 2 people
・Water×2, Cookie : Around 7,000 Ar
[7:30] departure to Kirindy Forest Rest Camp・キリンディ国立公園
宿に戻り、キリンディ国立公園へ行くタクシーを宿のスタッフに依頼し、一旦一休み。
この時のタクシー料金はキリンディ国立公園の往復と、一度宿に戻ってきてからの夕焼けバオバブ街道の往復をセットにして、1台240,000 Arということに。
(ただし、後からトラブル発生…!)
その後、7:30にタクシーが迎えてきてくれ、キリンディ国立公園へ向けて出発。
これが思ったよりも遠く、モロンダバから片道90分かかっていた計算となった。
→(taxi)→
・Taxi : 240,000 Ar for 2 people
[9:00 – 11:00] Kirindy Forest Rest Camp・キリンディ国立公園
キリンディ国立公園に着くと、受付で入場料の支払いとガイドの手配が必要。
タクシー代といい、複数で行動しないと何かと割高となる。
各ガイドやネット記事を読む限り、雨季ど真ん中の時期は野生動物の観察に向いておらず、さらに早朝を過ぎた時間帯は、あまり出没頻度も高くないようなことが書いてある。
しかし、この2時間のウォーキングの中で、数匹の野生のキツネザルや数多くのイグアナ、何種類かの鳥類や珍しそうな昆虫などを見かけることができた。
モロンダバに来た際は、もし特に他で国立公園などによる予定が無ければ、バオバブだけではなくぜひ寄っておきたいスポット。
ただし、日陰が多いとはいえ、高温多湿の中この2時間のウォーキングは辛い。
しかもこの公園内が、虻のような虫が多く飛んでいて、かなり刺されてしまう。
半そでを着ていたこともあり、体力的も精神的にも辛かった…!
ウォーキング後にゲートへ戻ってくると、レストランでコーラを一気飲み。
そのほか、ゲートには宿泊施設もあるようだった。
夜中は夜行性の動物など、より多くの生物を見れるそうだが、ここに泊まるのはあまり快適でない気がする…。
道の途中にあった宿泊施設は快適そうだった。
・Entry fee with guide for 2 hours : 45,000 Ar per person for 2 people group
・Tip for guide : 10,000 Ar in total of 2 people
・Bottled coca cola : 4,000 Ar
→(taxi)→
[12:00] Les Baobab Amoureux・愛し合うバオバブ
キリンディ国立公園からモロンダバへ戻る途中、脇道に入ったところに、通称愛し合うバオバブがあるので立ち寄り。
ドライバーに、写真を見せて立ち寄ってくれアピールをしていれば、察してくれて訪問してくれるはず。
木を眺められるところに休憩所となるカフェがあるので、そこでまたスプライトを飲んで休む。
とにかく暑い…。
おそらく、この種の愛し合うバオバブは、このエリアに何本かあるのではないかと思われれる。
・Entry fee : Free
・Bottled Sprite : 3,000
→(taxi)→
[15:00 – 17:00] take a rest at hotel
キリンディ国立公園へ行って帰ってきて、宿に戻ったのは15時頃。
単純に往復するだけでも半日コース。
この時、同じタクシーで後ほど、夕焼けのバオバブ街道へ行く予定だったが、どうもドライバーがこのまま帰ろうとしている様子…?
英語が通じないので、お互いの意思疎通ができているかどうか微妙だったが、夕焼けにも来てくれると判断。
しかし、結局そのまま来なかった…。むむむ。
後から振り返ると、このキリンディ国立公園を訪問している際に料金を払うのではなく、夕焼けのバオバブ街道が終わるまで料金を支払うべきではなかった!
[17:10 – 19:50] sunset at avenue of baobab・バオバブ街道
結局、約束の17時にドライバーが来なかったので、急遽街中でバオバブ街道へ向かってくれる交通手段探し。
この時間帯は街中にタクシーやトゥクトゥクが溢れているので、バオバブ街道までの交通手段を確保することは、英語が通じないことを除けば、それほど難しくない。
さすがこの街の大きな観光資源で、「Baobab!」と言って、手で行って帰ってくることを表現すれば、大体みんな理解してくれる。
1台目に話しかけた若い兄ちゃんのトゥクトゥクが45,000 Arで行ってくれるとのことなので交渉成立。
ちなみにこの兄ちゃん、途中の道中でガールフレンドを乗せ、デート感覚だった。
今日のところは許してあげよう!
→(Tuk Tuk)→
夕焼けの時間帯は、マダガスカル人、欧米人、インド人と思しき観光客が多く、日の出の時よりも圧倒的に人数が多かった。
さすがにあんな朝早くから日の出を見に行くもの好きな人は日本人くらいか。
朝にタクシーで向かった時は特に求められなかったが、バオバブ街道すぐ脇の駐車場にトゥクトゥクを止めるのに2,000Arが必要とのことで、それは別途お支払い。
・Tuktuk : 45,000 Ar
・Tips for driver : 5,000 Ar
・Parking fee : 2,000 Ar
→(Tuk Tuk)→
[19:50 – 21:40] Dinner
トゥクトゥクで宿に戻る途中で、街の中心で途中下車させてもらい、近くのローカル食堂でディナーを食べる。
バオバブ街道で見かけた日本人の人達が、たまたま店の前を歩いていたので計4人でディナーを楽しむ。
ちなみにこの店はイスラム系の食堂のためアルコールが提供されず、やや混んでいたこともあったが、提供までに1時間以上かかるというまさかのシチュエーションに。
ただし提供された料理やジュースなどは美味。
・Fried noodle *Misao? : 16,000 Ar
・Pineapple juice : 2,000 Ar
・Ice-cream soda : 5,000 Ar
●STAY
La Campannina : 75,000 Ar per 1 night
■DAY9 (morondava)
[9:15] breakfast
宿のすぐ脇に、完全に地元の人向けの屋台が出ていた。
写真のような麺類やサーターアンダギーのようなパン、麦茶のようなお茶(米食文化が影響している?)を一通りいただいたのに、2人分で2,000Arしか要求されなかった。
コーラ1本レベルの金額。めちゃくちゃ安い。
お腹に自信がある人は試してみるのもよさそう。
エチオピアで腹痛をもらった自分は、ここでは特に腹痛をもらわなかった気がする。
・Noodle and bread or something : 2,000 Ar for 2 people
[9:45 – 12:00] boat & betania VILLAGE・ベタニア島
この日はバオバブ街道へは訪問せず、モロンダバ市内周辺を散策。
あまり見どころの無いモロンダバ市内だが、みんな大体ビーチかビーチエリア奥にある、小さな漁村が広がるベタニア島を訪問しているのが主流と思われる。
ということで、ベタニア島へ向かう。
宿から市街地から反対側へ15分ほど歩いたところにいくつか渡し船が置かれており、地元の兄ちゃん達がボートに乗らないか誘ってくる。
話を聞くと、単純にベタニア島を訪問するだけでなく、ボートで川上りと川下りをセットで楽しむのが一般的であるよう。
ボートに乗っている間は風も気持ちよく、モロンダバで時間が余っているなら楽しんでもよいかも。
ベタニア島に訪問する前に、先ずはこのようなボートの川下りで1時間くらいを過ごす。
ベタニア島自体は、干潮の時などはサンダルでそのまま歩いていくこともできるので、そこまで街から隔離された印象はないが、全体的にゆっくりとした時間が流れる集落。
島内には診療所や、小さな商店もある。
やることと言えば、スタッフに連れられて島内を散歩するだけ。
元の船着き場に戻ると、親切にしてくれたスタッフの兄ちゃんにチップを渡して終了。
相場観は分からないが、ところどころ地元の生活や漁の様子を見せてくれるたびに、兄ちゃんがその人たちへ少額の紙幣を渡していた。
ちなみにこのベタニア島へ向かう道中はいくつか旅行代理店のようなものを見かけた。
費用感は分からないが、乾季にティンギーへ行くための2泊3日ツアーを申し込むなどの場合は、相談に乗ってくれそう。
英語を話せる宿の人に話すのが、もっと手っ取り早いかもしれないが。
・Boat ticket : 15,000 Ar per person for 2 people group
・Tip for staff : 2,500 Ar per person for 2 people group
[afternoon] take a rest at hotel
暑いので、またホテルでシャワーを浴びて休憩。
[afternoon] walking morondava town
2時間ほどホテルで休んだのちに、モロンダバの市街地を散策。
結果、これといった見どころは無かったが、田舎的な雰囲気を残しつつ、街がとても賑やかなので、頑張れば面白い写真が撮れるかも。
何よりマダガスカルの人が、適度にマイルドながら好奇心旺盛な性格なので、一旅行者としてはコミュニケーションしやすい。
とは言っても、相変わらず暑いのでアイス食べたりジュース飲んだりして、グダグダしながら散策する。
・Ice cream at Hotel Menabe : 500 Ar
・Juice box : 1,500 Ar
・Cycle Rickshaw : 2,000 Ar *no change
[19:00] dinner @Chez Alain maintenant
初日に利用した、おそらくこの街トップクラスのレストランで、昨夜も共にした日本人旅行者と3人でディナーを楽しむ。
ベタニア島を訪問している時に、ボートの兄ちゃんからこの辺りはツナが有名だと聞いていたので注文する。
日本だとなかなかお目にかかれないツナの塊を食しながら、モロンダバのシーフードを楽しむ。
このレストランだったら、大体の料理がありそうな気がする。
・Tuna, Tomato salad, Beef steak, 3 Bottled beer : 26,000 Ar per person for 3 people group
●STAY
La Campannina : 75,000 Ar per 1 night
■DAY10 (morondava)
[4:00→5:00(trouble) – 7:00] SUNRISE AT AVENUE OF BAOBAB・バオバブ街道
モロンダバ3日目。
天候が良ければ、1日でも十分な都市に3日も滞在してしまったので、おかわりバオバブ。
前日に、今日の朝4時に宿に来るように依頼をしていたトゥクトゥクが来ないというトラブル発生。
1日目のタクシーもそうだったが、モロンダバでは交渉が上手くいかない。
その後、ずっと門のところで立っている自分の異変に気付いた宿のセキュリティの人とボディランゲージ。
英語が通じないのでうまく説明できなかったが、なんと、タクシーを見つけるために街の中心部まで一緒に歩いてくれるとのこと。
夜のモロンダバの街は街灯も人通りも少なく、危険な香りがするので助かった。
ちなみにこの日は、行きのバスで一緒でモロンダバでいろいろ一緒に回った人が既にアンタナナリボに戻っていたので、一人で行動。
4:30位のモロンダバの街は、人影もほとんどなく、所々ホームレスなのか、何かを待っているのか分からないような人がいて、危険な香りがして少し怖かった。
しかし、ほどなく徐々に人影が増えてきて、タクシーが停まっているのも見つけたので、バオバブ街道まで向かってくれないか交渉。
トゥクトゥクよりも少し高い50,000Arで即決した。
→(Taxi)→
トラブルがあったので、日の出の時間に間に合うか不安だったが、5時頃の出発でもギリギリ間に合った。
トゥクトゥクでだったらアウトだったかも。
・Taxi : 50,000 Ar
→(Taxi)→
[7:00 – 9:30] TAKE A REST AT HOTEL
宿では相変わらずの休憩。
[9:30 – afternoon] walking around beach and morondaba town, and lunch
昨日に引き続き、宿の周りを散策。
すぐ近くにありながら、これまでまともに訪問していなかったビーチを歩く。
思っていたより多くの人が海遊びやサッカーをして楽しんでいる。
が、特にやることはない!
この時が乾季で、あともう1日確保できていればツィンギーのある国立公園へ行くことができたが…!
・Fried noodle : 10,000 Ar
・Coca cola : 1,500 Ar
・Double Ice cream at Hotel Menabe : 1,000
[afternoon – 16:30] take a rest at hotel
ということで、再びホテルで鋭気を養う。
[16:30 – 19:30] SUNSET AT AVENUE OF BAOBAB・バオバブ街道
今度はおかわりサンセットバオバブ。
街中ですぐトゥクトゥクが見つかるので、突発的な行動でも特に問題はない。
今回、検問で行きも帰りもドライバーが途中の検問のようなところで警察に賄賂を払っていた。
2日前の夕焼けのカップルの時には払っていなかったが、基準が分からない。
→(Tuk Tuk)→
・Tuktuk : 40,000 Ar
・Parking fee : 2,000 Ar
→(Tuk Tuk)→
[20:00] dinner @CHEZ ALAIN MAINTENANT
・Shrimp curry rice : 14,000 Ar
・Beer : 6,000 Ar
●STAY
La Campannina : 75,000 Ar per 1 night
■DAY11 (morondava – antananarivo)
[5:00 – 5:30] cottise office at morondava・コティスオフィス
アンタナナリボへ戻るために、来る時にバスを降りたコティスオフィスへ。
往路よりも1時間早い出発時間のため、4:30には宿を出発する。
宿から歩いて15分くらいの距離を、街へ朝のランニングをしにいくというセキュリティの人とのんびり歩いていく。
この時もチケット自体は予約をしていたので、特に問題が無かったが、バスは満席だった。
やはり特に休暇シーズンはやはり早めに予約はしておきたいところ。
行きと同様に、13時間以上をかけて、4回ほど休憩しながらバスは進んでいく。長い。
片道35,000円程度と言われる国内線を乗る選択肢もなしではないが、日中のフライトのため、時間を有効に使うという点では少し微妙。
確かに利用前後に、そのままバオバブ街道を訪問することはできるが。
・Ticket : 45,000 Ar *Booking online
→(BUS)→
[18:30] cottise office at antananarivo・コティスオフィス
バスは想定時間通りに到着。
旅行中に出会った人たちから、別の日程の話を聞いても、少なくともこの時にコティスを利用している限り、雨季でもそんなに到着時間が遅れるようなトラブルは無かった様子。
ただし、タクシーブルースを利用してた人は、片道20時間ほどかかっていたと言っていた。
これは雨季というよりも、タクシーブルースのデフォルト…?
・Taxi : 15,000 Ar
→(taxi)→
[19:00] TANA JACARANDA・タナジャカランダ
宿にチェックインしたら、近くのスーパーShopriteで買い物して終了。
●STAY
TANA JACARANDA : around 17 EURO for Single room with bathroom
■DAY12 (antananarivo)
[8:30] take a Taxi Brousse to lemur park
他の旅行者やアンタナナリボのインフォメーションセンターのスタッフから聞いていた、マダガスカル名物のキツネザルなどの動物を見るのにおススメのスポットと聞いていたレミュールパークへ。
他の旅行者ブログなどで、タクシーを使わずとも、この路線を走るタクシーブルースで行けるという情報があったので、自分もタクシーブルースを利用してみることに。
街中心の池の南西から延びる大きめの道路(詳細は地図で)に止まっているバスに、適当に「Lemur Park!」と言って回ると、誰かが正解のバスを教えてくれる。
相変わらず英語が通じないので、地図か何かの資料を用意するか、根気よく探していく。
→( TAXI BROUSSE )→
料金は1,000Arと、タクシーなどと比べると破格。
ただし、タクシーブルースを見つけるまでの時間や、乗ってからの1時間の行程を考えると、時間があるバックパッカーの特権というか道楽のような方法。
そしてこの時、まさかの再びの腹痛が再発。
何が原因かも分からず、常に腹痛に悩まされた旅行となった。
タクシーブルースに乗っている限りどうしようもないので、Lemur Parkに着くとトイレに駆け込む。
降りる時は、タクシーブルースを探す一連の過程で、ドライバーが自分がレミュールパークへ行きたいことを把握していたので、レミュールパークの前で下ろしてくれた。
・Taxi brousse ticket : 1,000 Ar
[10:00 – 11:15] Lemur Park・レミュールパーク
レミュールパークは、川や塀で囲まれた敷地内で各種キツネザルが放し飼いされている。
ガイドの案内で1時間ほどサッカーグラウンド2面分くらいの敷地を散策しながら進んでいく。
園内ではキツネザルをすぐ見つけることができる。
モロンダバのキリンディ国立公園でなかなか見えなくても、野生ではないがここでリベンジの機会は十分にある。
あちこち飛び回っているが、人をそれほど恐れないので、カメラを向けても逃げることは無く、じっくりと写真を撮ることができる。
キツネザルのほかに、大きなホウシャガメも飼われていた。
自分はあまり詳しくないが、絶滅危惧種の有名な亀とのことで、これも一見の価値があるかも。
・Entry ticket including guide fee for 1 hour : 35,000 Ar
・Tip for guide : 10,000 Ar
[11:30] Take a taxi brousse
帰りは、タクシーブルースっぽいバスが来た時に手を道路に突き出して、乗りたいことをアピールすればどこでも止まってくれる。
一応、「アンタナナリボ?」とだけ確認しておく。
・Taxi brousse ticket : 1,000 Ar
→( TAXI BROUSSE )→
[12:30] same spot in antananarivo
帰りも約1時間の行程で、往路と同じく池の南西部の大きな道路で停まり、みんな降ろされる。
ここで知人から聞いていたおススメのお土産ショップであるLISY ART GALLERYへ向かう。
少し離れたところにあるので、タクシーを拾う。
マダガスカル初日の空港でタクシーを見つける時もそうだったが、想定していた金額よりもなかなか安くならない。そして当然メーターも無い。
いくらガソリンが高いとはいえ、現地の物価からすると10分もかからない距離で10,000Arはかなり割高な印象だったが、そのまま乗ってしまった。
後で、現地在住の日本人の人から聞いた話では、街中の近距離だったら、金額を交渉しないで、降りる時に何も言わず5,000Ar渡せば特に問題ないとのことだった。
なかなかその度胸は無いが!
・Taxi : 10,000 Ar
→( TAXI )→
[afternoon] Lisy Art Gallery
1品100円程度からの民芸品などのお土産を売っているショップ。
そのほか、バオバブ保湿スプレーや石鹸など様々なものを売っている。
ロンプラにも掲載されていた。
日本人向けのバラマキ土産は、これといったものが無いかもしれないが、様々な種類のお土産を置いているので、何かしら気になるものが見つかるはず。ここに無ければ一般ウケするお土産は諦めていいかと思う。
その場合は突飛なものは狙わずに、スーパーで日用雑貨を購入するのがよさそう。
しかしこのショップが町外れのところにあり、結果タクシー代だけで往復600円以上しているので、地味な費用はかかる。
・Taxi : 10,000 Ar
→( TAXI )→
[afternoon] take a rest at guesthouse
まだ日中だったが、腹痛のダメージや、町周辺にこれといった見どころが無いので宿で休憩。
各地にたくさん見どころのあるマダガスカルだけれど、なぜ首都のアンタナナリボはここまで見どころがないのか…。
もっと情報収集をしておくべきだった。
[evening] walking aroud guesthouse
と言いつつ、折角なので夜の約束の時間まで少し街中をブラブラしようかと思い外に出る。
のはずが、アテにしていたボディマッサージ店はこの日(週末)はやっておらず、挙句の果てには夕立に遭遇してしまったので、単なる雨宿りをしにいっただけだった。
今、振り返ると、雨季の旅行だったが、まともに雨に降られたのはこの時だけ。ラッキーだった…?
[18:30] KUDéTA・クーデター
知人の現地在住の日本人の人とディナーへ。
現地屈指の高級レストランを訪問。
これがとても美味だった。
米が主食でマレーの血が受け継がれているマダガスカル人にフランス料理の文化を加えたら、とても日本人にもフィットする繊細な料理。
フォアグラも大きいし。このサイズで数百円程度。
ここ数日、スーパーで買ったお惣菜やビスケットなどばかり食べていたので、感動した充実のディナーとなった。
折角のマダガスカルで、変に節約しないでいいもの食べたいということであれば、おススメのレストラン。
そしてタナジャカランダからも近い。
この辺りのエリアはアンタナナリボの銀座と言えるようなところらしく、クラブやバーも何軒かあり、夜になって賑やかになっていた。
タナジャカランダのある通りは1本脇になっているので、夜に一人で歩くのは少し怖いが、現地在住の日本人の人はガシガシ歩いていた。なんと。
・150,000 Ar per peason
●STAY
TANA JACARANDA : around 17 EURO for Single room with bathroom
■DAY13 (antananarivo – Ethiopia – Japan)
[morning] Analakely Market
エチオピア航空の便が昼過ぎなので、午前中はまだ観光できるスケジュール。
その為、この時のためにとっておいた、宿から徒歩圏内のアンタナナリボ中心のマーケットエリアへ。
朝8時にはもう完全に活況で盛り上がっていた。
GoPro持って撮影しながら回る。
マーケットから戻ると、帰りに行きつけのスーパーのShopriteで、お土産として、バラ売りのチョコレートバーを大量購入。
オレンジフレイバーのチョコレートが少しきつい味をしていたが、全体的には、十分な味。
結局、日本のお菓子の方がおいしいという意見はあるかもしれないが!
・Pet coca cola : 1,600 Ar
[10:45] departing for airport
宿に戻ってチェックアウト。
宿でタクシーを依頼したら、往路で空港前で伝えられていた相場の50,000Arであった。
・Taxi : 50,000 Ar
[14:30] antananarivo airport
アンタナナリボの出発ロビーにもファストフードやお土産ショップが1軒ずつくらいあったが、少なくともファストフードの値段がかなり高いので利用せず。
あまり空港内での買い物などは期待できない。
セキュリティチェックで搭乗券が無くなり再発行してもらうというアクシデントが発生しながら、マダガスカルを後に。
→(Ethiopian Airlines ET852)→
[19:10 – 22:25] addis ababa airport
アジスアベバでの乗り継ぎは約3時間。
エチオピア航空は、アジスアベバ→メケレを除いて、すべて時間通りのフライトだったが、遅延リスクを含めるとちょうどよいくらいの乗り継ぎ時間?
アジスアベバの出発ロビーは前述の通り、お土産店が何店かあり、この時間でも閉まることなく営業していたので便利。
余っていた手元のエチオピアブルで、お湯に溶かすだけのコーヒーを数袋購入して、日本へ。
長く充実していたが、移動ばかりの旅であった。
→(Ethiopian Airlines ET672)→ via Incheon,South Korea → (Ethiopian Airlines ET672)→
[19:20] Tokyo narita・東京成田
【反省点】
・今回の自分の行程ではどうしようもないが、モロンダバからさらに2泊3日必要な、 ツィンギーと呼ばれる石林が広がるベマラハ国立公園は訪問したいエリア。
雨季は途中の道路が水没して通行止めになってしまうらしいが、マダガスカル内で1週間の時間を確保できるのであれば、個人的にはアンタナナリボの滞在を無くしてでも訪問してみたいスポットだった。
・想像以上に蚊に刺される。
地元の人が言うには、アンタナナリボとモロンダバは比較的マラリアのリスクは低いらしいが、仮にそうだとしても気分がいいものではないので、長袖長ズボン白色の衣類で観光したい。
・キリンディ国立公園では虻?にさされるので、長袖だけでなくタートルネックのような衣類が必須。
・特にモロンダバは日差しが強い。雨期であることも関係なし。帽子や日焼け止めが無いとかなり辛い。
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