DAY6 (Kosice, Spiš Castle Day Trip)
[8:00?] Kosice hostel・コシツェ ホステル
前日の夜に、受付のスタッフに聞いていたルートで、スロヴァキア滞在のメインの目的であるスピシュ城へ向かう。
このスピシュ城は、何でも丘の上に建つ廃墟の城ということで、ラピュタっぽいということで一部の日本人に人気の城となっている。
ただしやや大変なのがスピシュ城が、コシツェからさらに地方へ向かったところにある。少し観光がしづらいのがネック。
この時もガイドやネットなどでは、いまいちイメージしにくいところがあり、地元の人にしっかりとルートを確認する必要があった。
その中で知った、スロヴァキア語のみ対応している便利な乗換案内サイトで分かったおおよそのルートは下記の通り。
※サイトのURLは分からず…
・9:27 コシツェ駅発
・10:14 クロムパキ駅着
・10:30 クロムパキ駅前バス停発
・10:55 Spišské Podhradie着(スピシュ城のある麓の村)
※帰りは現地16:14発で来た道をそのまま戻る。もしくはプレショフ経由で戻るルートもあった。
朝早い時間には、Spišské Podhradieへの直行バスもあったらしいが、前夜遅くに到着したので少しゆっくりしたかったことと、そんなに劇的に時間が短縮できるメリットも無かったので見送り。
8時に宿を出ると、昨夜の暗い夜道の雰囲気とは打って変わって、通行人も多く、のどかな街並みが広がっていた。
先ずはコシツェ駅からそのまま真っ直ぐ伸びる歩道の先の、ちょうど旧市街に入ったところにあるスーパーマーケットで買い出し。
(ただし、後述の通りコシツェ駅内に同チェーンのスーパーがあるので、そちらで買い物をすればよかった。歩いて5分くらいだが)
営業時間も日曜を除き朝6時から夜21時までやっていて、非常に便利。
ハンガリーから入って初めてスロヴァキアの物価を確認したが、隣の国でありながら感覚的には物価が半額くらいになっていた気がする。
パンは1個50円程度(種類によって幅は大きいが)、ビールも500ml1缶60円程度だった。
・Supermarket(Breads×3, sports drink, Cookie×2, Mentos) : 4.58€
[9:00 – 9:27] Kosice Station・コシツェ駅
コシツェ駅は、通勤で利用している人も多く、建物内にはカフェなどの商業施設も多く、多くの人で賑わっていた。
スーパーマーケットも旧市街の入り口に引けを取らない規模感。
ただし、駅の周りには住居が無いように思われるが、みんなどこから買い出しにきているのか…?
ただし、ここのスーパーは旧市街の入り口とは異なり、営業時間は短かった気がする。
表示されていた時刻表を見ると、コシツェ近くの都市プレショフとは1時間に1本ほどの便がある。
ヨーロッパにしては多い方?
→(Local Train)→
駅には特に改札などは無いので、そのまま電車に乗車。
予定時刻通りに出発。
・Ticket : 2.14€
[10:14→(Delay)10:23 – 10:30] Krompachy station・クロムパキ駅
出発こそ予定通りだった列車は、予定から10分ほど遅れて目的のクロムパキ駅に到着。
バスの出発に間に合うか心配だったが、バス停は小さな駅舎の目の前だったので、特に問題なかった。
駅の前にはバス停がいくつかあったが、駅舎から出て一番右側のスタンドから出発。
バス停には掲示されていた時刻表は下の画像の通り。
多くのヨーロッパのバスの時刻表は、行先別を軸に時刻が掲載されていた。そのため、一見多くの便があるように思えてしまうが、同じ便でも多くの街を通過するルートの場合、それぞれの行先の欄に別々にその時刻が掲載されていた。
今回の自分の行程の場合、Spišské Podhradie行き掲載されている 10:30発のバスに乗車。あちこちの宛先にも10:30と掲載されている。
ちなみに目的のバスはクロムパキ駅が始発だったので、特に混乱もなく乗車。
ちなみにクロムパキ駅前には本当に何も無い。
→(Local Bus)→
チケットは運転手から購入。
クロムパキ駅の次辺りののバス停で一気に地元の人が乗ってくる。
まったりしながら、のどかな風景が続く地元路線バスの旅を30分ほど楽しんでいると、しばらくして右手にスピシュ城が見えてくる。
その後、線路や駅っぽいようなものが見えてきたあたりに広がる村がSpišské Podhradie。
バス停の間隔は長いので、ここでも誰かしらが降りるはずなので、一緒に下車。
ちなみにこの時の天気は生憎の雨だった。
・Bus Ticket : 1.3€
[10:55 – 16:14→(Change)16:11] Spiš Castle(スピシュ城)
街はそれほど大きくなく、街中からスピシュ城はよく見えるので、道に迷うことはないと思うが、スピシュ城へ続く道はガイドが無かったり、予め調べておかないと少し分かりづらい。
バス停からバスで来た主要道をそのまま5分ほど戻る必要があり、村はずれになってきた辺りで、麓の草原を越え城へ伸びる道が見つかる。
画像はその道を少し登ったところ。
途中には菜の花も広がっている。
天気が悪いのが悔やまれる!
ダラダラと45分ほど登ると、ようやくスピシュ城のチケット売り場へ。
街の反対側は車道が伸びているので、スロヴァキアやポーランドのナンバーを付けている車やバイクが楽々と登ってきていた。
スピシュ城の構造は、主観だが建物跡が残るアッパーエリアと、城壁に囲まれるローワーエリアに分かれる。
チケットを購入すると、大体みんな上に登っていくので、ローワーエリアを回らない人もいるかもしれないが、スピシュ城のこの廃墟感を楽しむなら、ぜひローワーエリアも楽しみたいところ。
スピシュ城から街まで降りる所要時間はおおよそ30分。
Spišské Podhradieのバス停にも、時刻表が掲載されている。
自分は元々14:29発のコシツェ直行バスを狙っていたが、ちょうどこの頃天気が少し回復し、スピシュ城2往復目をしていたので、16:14クロムパキ行きに変更。
このバスの時刻表の味方がいまいちぴんと来ないが、おそらく目的地の次に書いてある数字が「4」に当たる便しか来ていなかったように思われる。
しかも自分が最終的に乗った16:14クロムパキ行きの便は、少し早く16:11に着いて、早々と出発してしまったので、早めに待っておきたい。
・Entry Ticket : 8€
→(Local Bus)→
Spišské Podhradieを出発したバスは来た道をそのまま戻っていく。
そして最終停留所のクロムパキ駅で下車。
・Bus Ticket : 1.3€
[16:35 – 16:48] BUS STOP AT KROMPACHY STATION・クロムパキ駅前バス停
駅舎に掲示された時刻表を見ると、クロムパキ駅からコシツェ駅はは概ね1時間に1本。
15分ほど、メントス食べながらのんびり待つ。
→(Local Train)→
帰りの電車も特に大きな問題なく、無事にコシツェ駅に到着。
・Train Ticket : 2.14€
[17:30?] KOSICE STATION・コシツェ駅
コシツェ駅に着いたら、駅直結のスーパーマーケットで買い出し。
ドーナツやビール、お菓子など色々買った気がするが、結果3€しか払っていなかった。
物価は安い。
・Supermarket(Donuts, Chips, Beer and so on) : 3€
→(Walking)→
宿に戻るには中途半端な時間なので、ビニール袋を片手に、街の中心部を散策してみることに。
[18:15 – 19:30?] Center Part of KOSICE Town・コシツェ中心部
コシツェの中心部である旧市街は、30分もあれば主だったところは隈なく回れそうな規模。
街歩きのメインは聖エリザベス大聖堂。
中にも入れるはずだが、買い出ししたビニール袋を片手に持っていたので、ここではスルー。
このまま散歩して帰ろうかと思ったところ、聖エリザベス大聖堂の裏手にある公園で、ステージを立てて伝統の踊りのようなパフォーマンスを行っているを発見。
ネットで検索してもそれらしき情報を発見できなかったが、おそらく日中から夜まで数時間に渡って地元の老若男女の人が、歌ったり踊ったりしていた。
残念ながらこの日は冷たい雨で、特に傘も持っておらず薄手のアウトドア用のウェアだけだったので、ゆっくりと鑑賞できなかったが、思ったよりもテンポよくしっかりとした内容だったので、晴れていたら何時間も見ていたかもしれない。
→(Walking)→
コシツェ中心部から宿までは歩いて10分ほど。
宿に戻ってこの日は就寝。
[19:45?] Kosice hostel・コシツェ ホステル
●STAY
KOSICE HOSTEL
DAY7 (Kosice – Krakow)
1PLN(zł) = 29.324 Yen, 100PLN(zł) = 26.27USD (4/2019)
[8:30] KOŠICE, AS BUS TERMINAL・コシツェ バスターミナル
この日は朝一でコシツェからポーランド南部の中心都市クラクフへ移動。
ブダペストから来た時と同じコシツェ駅前のバスターミナルから出発。
とても多くのバスの時刻が掲示されているのに、全然バスが出発している気配が無い。
この日がメーデーということもあり、何かが変だと少しドキドキしたが、結局時間通りに予定通り出発。
→(International Bus)→
既に5回目の乗車となるおなじみのFlixbusにて、約5時間の移動。
途中、ポーランドに入って早々のクリニツァ=ズドルイの街で、おそらくポーランド人観光客と思われる人が大量に乗り込んできた。
地元の人にとっては有名な観光地か?
・Ticket : 17.3USD
[13:15] Dworzec Autobusowy MDA *Bus terminal・MDAバスターミナル
例によって、バスはほぼ予定時刻通りにクラクフのMDAバスターミナルに到着。
アジア中心に旅行している身としては、バックパック旅行でここまで順当にスケジュール通りに旅行ができていることに感動。
→(Walking)→
MDAバスターミナルはクラクフ駅のすぐ脇。
ただし街の中心部や予約している宿からは反対側になるので、バスターミナルからクラクフ駅を歩いて横切っていく。
クラクフ駅も日本の駅を彷彿とさせるような一大商業拠点となっている。
ファストフードやコンビニなどが入るエキナカや、カルフールなどのスーパーが入る駅ビルが直結していることもあってか、とても賑わっている。
ただし、この日は5月1日のメーデーだったので、駅ビルはクローズしていた。
反対側の駅前にある宿まで、大体歩いて10分ほどかかった。
[13:30? – 14:15?] Greg&Tom Hostel
宿にチェックインをして、身支度をして早々に出発。
とりあえず、旧市街の中心の中央広場を突っ切って、クラクフのメインの観光地であるヴァヴェル城へ向かうことに。
→(Walking)→
Greg&Tom Hostelから旧市街の中心である広場の中央広場までは、まっすぐ歩けばおおよそ10分ほど。
この時はダラダラ写真撮って歩きながら向かう。
[14:30 – 15:40] Main Market Square・中央広場
城壁らしき門を超えて旧市街に入った瞬間、それまでの街並みとは明らかに違う華やかな雰囲気が広がる。
中心の中央広場に入る前から、バシバシ写真を撮影してしまうほど、ポスターのような綺麗な街並みが広がる。
中央広場の周囲はレストランに囲まれ、観光客向けの綺麗な馬車が街を練り歩いている。
そしてなんといっても多くの観光客で賑わっている。
スロヴァキアのローカルエリアから来た身としては、それまでの素朴な雰囲気とは真逆の華やかな様子に圧倒されてしまった。
単にヴァヴェル城に向かう途中だったが、気付けば1時間以上もこの辺りを散歩したり撮影してしまっていた。
開放感と賑わいという相反する二つの要素が同居していて、その場所の雰囲気を感じるという点では、今、振り返っても、今回旅行したエリアの中で1番思い出に残るスポットとなった。
→(Walking)→
中央広場からヴァヴェル城のチケット売り場までは歩いて15分ほど。
クラクフの中心部では、歩くのが苦でなければ、基本公共交通機関に乗る必要は無いように思われる。
[15:55 – 16:35] Waselu royal castel・ヴァヴェル城
ヴァヴェル城に着いた時には、既に夕方16時ほど。
この時期のヨーロッパは日が落ちるのが20時近くなっていたので、全然意識していなかったが、既にもういい時間。
手元のガイドブックではヴァヴェル城の王宮は17時まで開館しているということだったので、1時間くらい見れるかと思い、意気揚々とチケット売り場へ行くと、既にこの日のヴァヴェル城のチケットは、城の外部の竜の洞窟以外は既に売り切れとのこと。
ウィーンのシェーンブルン宮殿の二の舞となってしまった。
窓口の人へ「通常、いつも大体何時位に売り切れるのか」と質問したところ、なんとも言えないとのこと。
個人的な勘ではあるが、この時期は昼過ぎに来た場合、もう売り切れていてもおかしくないように感じた
折角ここまで来たので外観を撮影。
また、この画像に映っている建物である、ヴァヴェル城の一部のヴァヴェル大聖堂は無料で入ることができた。
残念ながら撮影はできなかったが、折角なので見学。
システムがよく分からなかったのが、何かのチケットを持っていると塔の上だか、無料エリアとは別のところへ入ることが出来る様子だった。
ただし、そのチケットをどこで販売しているのか、未だに分からず…。
→(Walking)→
ヴァヴェル城からは、宿のスタッフから聞いたいた、クラクフの中でもう1つの観光地エリアである カジミエシュ地区へ 。
ここはかつて多くのユダヤ人が居住していたとのこと。
ヴァヴェル城からはおおよそ徒歩10分ほどなので、散歩がてら散策することに。
[16:55 – 17:15] food mall
カジミエシュ地区を散歩していたら、屋外フードコートのような10~20店舗ほどの出店が並ぶスポットを発見。
多くの店舗で行列が出来ていたが、ちょうど揚げサンドウィッチ的なものを提供する店舗で行列が解消されたところだったので、そこで軽食を取ることに。
まったくフォトジェニック感が無いが、ポーランド流のジャンキーさが面白い。
・Fried hum sandowich and Sparkling water : 17PLN
→(Walking around kazimierz)→
その後も引き続き、カジミエシュ地区を散歩。
元のユダヤ人居住エリアというよりも、少し高級そうなレストランやフードコートなどが集まり、多くの観光客がゆっくりと食事を楽しむための六本木のようなエリアといった印象だった。
[17:45 – 17:50] Corpus Christi Basilica・教会
カジミエシュエリアを散歩していると、少し大きめの教会を発見。
中を見学することができるが、写真撮影は禁止されていた。
→(Walking)→
そんなこんなで、カジミエシュエリアを後にする。
・Kiosk(Sports drink and Water 1,000ml) : 8.08PLN
[18:20 – 19:00] Main Market Square・中央広場
ダラダラあちこち回りながら、再び中央広場まで戻ってくる。
この時間になっても人の数は減る気配が無い。
再び写真を撮りながら散策。
やはり中央広場は賑やかで個人的には好きなスポット。
→(Walking)→
一しきり広場に満足したところで、一度宿に戻って鋭気を養う。
[19:30? – 21:00?] Greg&Tom Hostel
GREG&TOM HOSTELのよいところは、ビュッフェ形式の朝食と夕食が無料。
レセプション脇に備えられたダイニングルームで、チキンなどの夕食を食べる。
その後、しばらく部屋で休んだ後、三脚を持って中央広場へ。
→(Walking)→
[21:20? – 22:20?] MAIN MARKET SQUARE for taking naight view・中央市場夜景撮影
中央広場はこの時間になっても、ファミリーを含めてまだまだ多くの人で賑わっていた。
この広場の活気は世界屈指のような気がする。
中央広場では毎時0分になると、聖マリア聖堂の塔の上から、トランペットを奏でて時刻を知らせているが、22時でもまだまだトランペットが吹かれていた。
そのような賑わいがまだまだ続いている為、広場の真ん中で三脚を置いて写真を撮っていても特に目立たない。
自分のほかにも数人、三脚でライトアップ風景の写真を撮っている人がいた。
(そうは言っても、1時間も撮っていたのは自分だけだったが…。下手の横好きです)
人通りも多いので、カメラの前を思いっきり遮られることも多い。
しかし何といっても治安がよいのは助かる。
1時間の撮影ののち、ようやく宿へ帰還。
●STAY
Greg&Tom Hostel : 70PLN per night for bed
怪しい雰囲気の電灯が気になるが、クラクフで屈指の人気であるゲストハウス。
自分が泊まった4ベッドドミトリールームが男女共用だったので、この電灯がもはやネタレベルの雰囲気。
ただし、それを除くと人気通り快適なゲストハウス。
何といってもクラクフ駅のほぼ目の前にあるのが便利。
そして前述の通り、朝食と夕食、さらにはその後のアルコールパーティーも無料なのでコスパが非常によい。
スタッフも親切で、部屋も十分に広く、各フロアに共用キッチンルームもあったりと、諸々配慮が行き届いていた。
強いて上げるなら1フロアにシャワーが1つしかないので、タイミングが悪いとかなり待つことになるかも。
ただしメインの客層のヨーロッパ人は、基本夜な夜な飲み歩いているので、大体日本人がシャワーを浴びる時間は、そもそもみんな宿にいない。
DAY8 (Krakow, City)
[8:30 – 10:10] Waselu royal castel・ヴァヴェル城)
前日のリベンジのために、朝一でヴァヴェル城へ。
途中で通り過ぎた朝8時の中央広場は、昨夜までの賑わいが嘘のように、人がまばらで落ち着いた景色だった。
そのまま宿から歩いて30分弱で再びのヴァヴェル城へ。
チケット売り場は9時からで、少し早めに着いてしまったので、外の景色の撮影。
昨日の日中は人ばかりで、なかなか落ち着いて写真を撮影できなかったが、この時間はほぼ観光客もいない。
じっくりと撮影を楽しむことができた。
日差しもしっかりと順光になるので、この時は撮影チャンスタイム。
そうこうしている内に、チケット売り場の前には徐々に行列が出来始める。
9時の時点では既に前に20~30人が並んでいた。
目当ての王宮のチケットを購入した時は、入場時間9:35指定となった。
細かい指定である。
ヴァヴェル城のチケット販売所では残りチケット枚数が表示されているが、確か王宮のチケットは1000枚強/日の枚数が販売されていた記憶がある。
いくつか窓口のあるチケット売り場は常時行列なので、ほぼノンストップで販売され続けていることを考えると、このペースであれば昼過ぎには売り切れていてもおかしくない。
再び昨日見学した無料の聖堂内部を見学しながら、指定入場時間まで待つ。
そして30分ほど時間が過ぎ、ようやくヴァヴェル城の入り口に当たる箇所の反対側の方より入場。
ちなみにごく小さなハンドバッグ以外は、近くの荷物ルームで荷物を預けなくてはならなかった。
王宮内部は主要な部屋を20室ほど見学。
写真を撮った形跡が無いので、おそらく撮影不可だったか。
見学時間はおおよそ30分。
歴史や文化に興味が無いと、インパクトに欠けると思われるかもしれないが、歴史的に貴重なものが展示されていたような雰囲気だった…!
内部の見学を終え、ヴァヴェル城から出る時には10時頃になっていた。
この頃、チケット売り場の前の行列ははもっと長くなっていた…。
この様子だと、チケットを購入するだけで30分くらいかかってしまいそう。
・Entry ticket for Zamek królewski : 20PLN
→(Walking)→
ヴァヴェル城観光の後は、世界遺産でもあり、クラクフ屈指の観光地である、塩の採掘場であるヴィエリチカ岩塩坑へ向かうことに。
郊外の少し離れたところにあり、路線バスがクラクフ駅前から出ているので、再び中央広場を突っ切り、駅前へ向かう。
ちなみにクラクフの旧市街では、いろんなタイプのパフォーマーが演じている。
こういった地域色があるパフォーマーがいると、観光をもっと楽しくしてくれる。
・Supermarket(Sports drink and Cake) : 10.44PLN
[10:55] Bus stop to Wieliczka
駅前の路線バスのバス停に着くと、ヴィエリチカ岩塩坑方面へ向かうバスのバス停の位置が最近変更になったとの告知が掲示されていた。
1本北側の通りから出発という、地味な変更が行われていた。
少し前のガイドを持っていたら要注意。変更後のバス停の位置は、上のMAPに入力済です。
→(City Bus)→
そして、バス停の変更ばりに要注意なのが、路線バスのチケット購入。
券売機が車内に設置されているが、チケットの金額がバスの乗車時間によって異なるというシステム。所要時間なんて知るか、と言いたくなるような料金体系。
周りの人に聞こうにも、みんな英語が話せないので悪戦苦闘。
結果、手元のメモによると、少し時間の余裕を持たせた4.6PLNチケットを購入。
確か45分だか、60分用のチケットだったが、結果これで問題無かった。
さらに要注意なのが、この券売機少額の小銭しか受け付けない。
事前に10PLNコインを用意しておきたい。
・Ticket : 4.6PLN
[11:35 – 11:55] Ticket office at Wieliczka Salt Mine・ヴィエリチカ岩塩坑チケット売り場
ヴィエリチカ(Wieliczka)、と名前のついたバス停が何カ所かあるが、Wieliczka Kopalnia Soliバス停で下車。
それでなくても、道路に出店が出始めて大体明らかな観光客がここで降りていくので分かりやすい。
チケット売り場へ行くと、ここでも行列が…。
売り切れこそなかったが、チケットを購入するだけで20分ほど並ぶ。
ブダペストから始まり、ウィーン、クラクフとずっとチケット購入に苦しまされる。
しかしラッキーだったのは、ちょうどチケットを購入できた11:55の直後の12時に英語ツアーが始まるということだった。
そのツアーに参加できたので、すぐ岩塩坑内に入れることができた。
ただし、入場チケットはカメラ込で104PLNとなかなか高い。
ちなみにここでもクレジットカードが使えた。
クレジットカード決済の際は、現地通貨か日本円か聞いてくる。公的機関で悪質レートを設定されることは無いと信じたいが、念のため現地通貨の決済を選択しておきたい。
[12:00 – 14:30] Wieliczka Salt Mine・ヴィエリチカ岩塩坑
音声ガイドを渡され、そのまま岩塩坑内へ。
ここから2時間、英語ガイドツアーの始まり。
中は涼しいとはいえ、ずっと歩き続けるので、かなり体力勝負。
いきなり階段を10分近くずっと降りていき、早速洗礼を浴びる。思わず無限ループに紛れ込んでしまったと思い込んでしまうほど。
格好もなるべくラフなものを用意しておきたい。
ヒールなど歩きづらそうな靴を履いていた女性は大変そうだった。
ただクラクフに来たら、訪問しておきたいところ。
あまり日本では知られていない観光地だが、世界的に見てもかなりユニークかと思う。
ようやくしてエンドレスの階段を過ぎると、ここが周りを塩に囲まれたところだということを忘れるくらいの、大きな空洞の中を進んでいく。
岩塩坑の中には、現在、舞台としても使用されるという教会にもなるホールがあり、地上と変わらないような装飾の数々に圧倒された。
ホールの中には塩を削って出来た最後の晩餐の彫刻?も。
ヴィエリチカ岩塩坑の中、ところどころにこういった塩でできたアート作品が点在している。
途中、2回の休憩を挟みながら、ツアー終了。
ツアー終了後のエリアにもフードコートやお土産スポット、展示コーナーなどがあり、この岩塩坑の規模の大きさを思い知らされる。
帰りは優雅にエレベーターで戻っていく。
ただし、ここでも行列待ち。
本当に中欧の観光地はどこへ行っても行列ばかり。
・Entry Ticket : 94PLN
・Ticket for camera : 10 PLN
→(City Bus)→
ヴィエリチカ岩塩坑からの帰りは、来た時と同じ路線バスで戻っていく。
クラクフ駅前に着いたら、駅のカルフールで買い出し。
・Ticket : 4.6PLN
・Supermarket(Chips, Breads, Beer and so on) : 14.57PLN
[15:50 – 17:30] GREG&TOM HOSTEL
宿が駅前にある利便性を活かして、ここでも宿で休憩。
ヴィエリチカ岩塩坑で使い果たした体力の回復に専念する。
→(WAlking)→
[18:00 – 19:30?] Dinner at Polakowski
ディナーは中央広場とヴァヴェル城の中間くらいの旧市街の一画にある、地元の人が多い食堂にて。
写真はガッツリ系のものになってしまったが、ビールはもちろんローカルメニューも豊富。
すでに出来上がっているものをカウンターで選ぶこともできるし、メニュー表から選ぶことも可能。
個人的には、適度な値段で地元の雰囲気を楽しめることもあり、とても利用しやすくてよい食堂だった。
・Dinner with alcohol : Around 25 USD
→(Waiting)→
[20:00? – 21:00?] Drinking at Pijalnia wódki i piwa
ディナーの後は、中央広場を突っ切って、旧市街の北側にあるバーで一杯。
観光客で溢れる旧市街の中だが、このバーも地元の人が多かった印象。
ビールは一杯8PLNだった。
このくらいが相場か?!
・Beer 500ml : 8PLN
●STAY
Greg&Tom Hostel
DAY9 (Krakow, Day Trip to Auschwitz – Prague)
[6:20] DWORZEC AUTOBUSOWY MDA *BUS TERMINAL・MDAバスターミナル
この日は朝一でクラクフ郊外にあるアウシュヴィッツを訪問し、戻ってきてから夕方にプラハへ向かう予定の行程。
荷物を宿に預けて、バスターミナルへ向かう。
本当は丸一日クラクフに滞在することができた前日の5月2日にアウシュヴィッツを訪問しておきたかったが、直前になって知人からユダヤ教による集会のために、閉館してしまうという情報を獲得。急遽この日に訪問することに。
この集会はユダヤ暦でのホロコースト記念日(ヨム・ハショア)に行われていたようで、ネットで調べた限りだと毎年4月~5月上旬のどこかのタイミングになる様子。
今年はたまたまGWのど真ん中に当たった。
実際、この日にアウシュヴィッツへ向かう際、バスターミナルなどで5月2日に現地まで向かいながら閉館で見学することができず、再訪問するという日本人が多数いた。
2022年はGWの前半に当たるので要注意かも。
そして、このクラクフからアウシュヴィッツへ向かう公共交通機関だが、これが要注意。
自分が調べた時の午前中のバスの時刻表は以下の通り。
・6:20
・7:10
・8:05
・8:40
・9:10
・9:40
・10:10(もしかしたら、曜日などの運行条件が違うかも)
・11:10
・12:00
…
始発6:20からおおよそ1時間に1~2便出ているが、少なくとも始発の頃に関してはこれが需給バランスが整っていなかった。
6時前から行列ができはじめ、6:20には既に50人以上はいるのではないか、と思われるくらいの人数。下手したら次の7:10の便にも乗れないのではないか、といったところだった。
自分は、この時一緒に回っていた知人が前日に始発のチケットを購入してくれていて事無きをえたが、この混雑っぷりは全く予想をしていなかった。もし購入していなかったら、タイムオーバーになっていたかもしれない。
これまで観光地現地で入場チケットを入手できないことはあったが、まさかの交通機関による訪問不可という事態になるところだった。
ただし、気になるところとしては、このバスは途中10カ所ほどのバス停に止まっていて、ところどころで乗降者もいた。
無理して行列に並ばなくても、そこから乗り込められるように思われる。
バス停はクラクフ中心部からはやや離れたところだったりするが、ポーランド語や現地文化に詳しい人は、ぜひ検討してみてもらえればと思います。
ただし、座席は満席なので立ち必須だが…!
→(Local Bus)→
そんなこんなで、満員のままバスは約1時間強の行程を進んでいく。
・Ticket : 15PLN
[7:35 – 8:45] Ticket office at AUSCHWITZ ・アウシュヴィッツチケット売り場
バスはそのままアウシュヴィッツの敷地内のバス停に到着。
そして、車窓から見えていた行列にショックを受ける。
クラクフから公共交通機関を乗り継いできた場合、自分たちが最も早い手段での到着かと思うが、既にチケット売り場の前には数百人の人が並んでいた。
一体、どうやって彼らはここまで来ているのか…?! 自家用車??
前日が閉館していたので、通常よりも多めの人数だったかもしれないが、行列があまりに長すぎて、余裕でアウシュヴィッツの敷地の外まで伸びているほどだった。数百人は普通にいる行列だった。
どうしようもないので、行列にただただ並ぶ。
そして1時間以上並び、ようやく全体の9割がた進んだところで、あるスタッフが「ツアーに参加するか、それとも個人で回るか?」と聞いてくる。
このアウシュヴィッツは、9時までに入場すれば、ツアーに参加する必要がなく、入場が無料という制度を設定している。
自分たちは午後以降の予定のために、なるべく早めにクラクフへ戻っておきたかったので、元々ツアーで時間ががっちり決まってしまうよりも、自由に回れるこの制度で回りたいと考えていたので即決。
この時、時刻は8:45。
ギリギリの時間で何とかスケジュールの目途がついた。
ちなみにアウシュヴィッツは公式HPにて、事前予約が可能。
この行列を避けることを考えたら、絶対に事前予約をしておいた方がよい。
ただし、このツアーに参加せず無料で入場するためには、おそらく行列に並ばなくてはいけないと思われる。
スタッフからレシートのようなチケットを受け取り、ゲートへ向かう。
なお、このチケットのための行列が出来ている駐車場のエリアには、キヨスクのような小さな売店あり。
複数人いれば、行列待ちの間に交代で食料調達ができる。
ただし、食料を購入した同行者の話では少し割高だったらしい。
暇つぶしがてらの軽食は予め用意しておきたい。
[9:00 – 11:00] AUSCHWITZ ・アウシュヴィッツ
施設内は小さなハンドバッグ程度しか持ち運びできないので、入り口ゲートでリュックを預ける。
中はバラックごとにテーマ別の展示スペースが設置されている。
その他に、ガス室は中に立ち入ることが可能。
この展示については、なかなか言葉に表すことが難しい。
とりあえず、画像をいくつか掲載。
正直訪問するまで、アウシュヴィッツをはじめ、ホロコーストなどについてあまり詳しくなかった。しかしここでの展示が衝撃だったので、帰国してから定番映画のシンドラーのリストをはじめ、いくつか情報に触れてみた。
行く前に、そういった情報に触れておくことがおすすめ。
見学自体の時間は、自由行動なので人それぞれだが、自分たちおおよそ2時間。この時11時くらいになっていた。
さっと回るだけなら30分もかからないだろうし、英語の展示を読み込むほどに、じっくり見るなら何時間あっても足りないくらいだった。
・Bag Deposit : 4PLN
・Entry : Free
→(Free Bus)→
施設から出て、荷物をピックアップした後は、まだ少し時間があったので、ここからバスで5分ほどのビルケナウ収容所へ向かうことに。
気になるのはクラクフへのバス。
行きの様子を見ると、帰りも満席で帰れないといったことがあるのではないか、と心配になる。
クラクフ行きバスの時刻表を見ると、1時間と少し後の12:15分発の便があった。
時間も中途半端なので、ビルケナウ行きを決心。
ビルケナウ行きの連絡用の無料バスは、日中は10分に1本あるので、時間の調整がしやすいのも助かる。
5分ほど無料バスに揺られていると、すぐにビルケナウ収容所が見えてくる。
[11:15 – 11:50] BIRKENAU・ビルケナウ
ビルケナウ収容所は、アウシュヴィッツとは異なり、ゲートは開放されていて、しかも入場無料。
バスに揺られている間に、ゲートから少し離れたところに駐車場や案内所のようなものが見えた。しかし、ビルケナウ自体には特に作られた展示などもなく、みんな思い思いにあちらこちらをの施設の跡地を見て回っている。
ビルケナウでは、ユダヤ人が連れてこられた鉄道の跡が残っていて、それが象徴になっている。
そのため線路の写真を撮っている人が多かった。
不謹慎を承知で言うと、この日は芝生が生い茂り、小鳥もさえずり、とてものどかな雰囲気だった。
しかし、そんな雰囲気の中でも、突然焼却炉と思しきものなどが目に入り、常識が通じない非現実的なことが、日常の中で起きていたと思い知らされる。
その対比にどこか恐れを感じた。
エリアは広大なため、端まで見て回ろうと思うと1時間以上は見ておいた方がよさそう。
自分たちは、アウシュヴィッツから12:15初のクラクフ行きのバスに乗る必要があったので、入り口付近を30分強見て回って、再び無料連絡バス停に戻る。
・Entry : Free
→(Free Bus)→
連絡バスは戻りもおおよそ5分ほどの所要時間で、アウシュヴィッツへ戻っていく。
[11:55 – 12:15] Bus stop at AUSCHWITZ ・アウシュヴィッツバス停
戻ってきた時の時刻は、バスの出発予定時刻の15分ほど前の11:55ほど。しかし、バス停の前にはクラクフ行きのバスを狙っている人たちが既に10人ほど待っていた。そしてその後も、続々と人が集まってくる。
最終的には待っている全員が乗車することができたが、時間帯によっては満席になりそう。特に昼過ぎの時間帯は、出発ギリギリに戻ってくるのは少し危険な気がする。
しかも、ビルケナウ行きの連絡バスと同じバス停を利用していて、誰がどっちのバスを待っているのかピンと来ないので、みんな思い思いの場所に集まっている。
早めに来ても、遠慮していると群集の後ろに回らされて、結局乗車できなかった、なんてトラブルもあるかもしれない。
アウシュヴィッツ見学については、ホロコースト記念日に始まり、施設のチケットだけでなく公共交通機関の確保すらも大変な、オーバーツーリズムの記憶ばかりが残った。
→(Local Bus)→
来た時と同じように約90分をかけて、バスはクラクフへ戻っていく。
・Ticket : 15PLN
[13:45] DWORZEC AUTOBUSOWY MDA *BUS TERMINAL・MDAバスターミナル
バスは特にトラブルも無く、予定通りに到着。
プラハへの出発までは、遅めの昼食と、最後の中央広場を堪能する為に、旧市街の中心へ向かうことに。
→(Walking)→
MDAバスターミナルから、旧市街まではガシガシ歩いて15分程度。
その途中、旧市街の城壁の手前の道が、いつもと違い騒がしくなっていることに気付く。
[14:00 – 14:10] Parade around old town・軍事パレード
トラムも走る旧市街の手前にある中規模の道が封鎖され、軍事パレードを行われていた。
この日は5月3日でポーランドの憲法記念日の祝日。
そのためか、地元メディアも集まるようなイベントが行われていた。
自分は少しタイミングが悪く、パレードの最後のさわりの部分しか見れなかったが、ちょうど音楽隊が演奏からの行進を始めるところを真正面から見ることができた。
→(Walking)→
パレードも終わったので、そのまま中央広場に向かうと、まさかのまた別のパレードが行われていた。
[14:15 – 14:45] St. Mary’s Basilica・聖マリア聖堂
2つのパレードに遭遇し、ようやくこれまで何度も前を通っておきながら、一度も中に入っていなかった聖マリア聖堂へ。
チケットは、入り口の向かいで購入。
ここでも5分くらい並んでいた。
中は多くの人で賑わっていた。規模感はこれまで回ってきた中では中くらいだっただろうか。
自分が訪問した時は残念ながら、メインの教壇?が改装中だったが、一部を除き撮影が可能だった。
Entry : no memo…
→(Walking)→
[15:00 – 15:15] Lunch
ランチは出発時間が迫っていたので、旧市街内のマクドナルドにて手頃に済ます。
料金がいくらだったか記録などが残っていないが、日本で食べるのとそれほど変わらなかった印象。
→(Walking)→
[15:25] GREG&TOM HOSTEL
預けていた荷物をピックアップして、バスターミナルへ出発。
→(Walking)→
クラクフ駅を横切る間には、カフェやキヨスクのような商店も多い。
大きいバックパックを背負っていたが、途中で買い出ししながらバスターミナルへ向かう。
・Kiosk(Chips, Sports drink and Cookie) : 13.34PLN
[15:40 – 16:00] DWORZEC AUTOBUSOWY MDA *BUS TERMINAL・MDAバスターミナル
MDAバスターミナルは、モニタなどで出発が近いバスを知らせてくれるが、自分のチケットがプラハへダイレクトで行くのではなく、途中のチェコのオストラバという都市でバスから列車に乗り換えるためか、どのバスが目的のものか分かり辛かった。
しかもバスターミナルが2階建てで、プラットフォームが両方にあるのも、様子を掴みづらくしていた。
ラッキーなことにちょうど近くに同じ便でプラハへ向かうインド人らしき旅行者がいたので、その人についていく。
目的のバスは、待合室などがある2階のほぼ中央からの出発。慣れていないと、周りの人に確認しないとしれっとバスが出発してしまっていそうな印象。
しかも自分の時は、運行会社のバスのRegioJetが複数台停まっていて、電光掲示板の表示とは違うプラットフォームからの出発になるおまけ付き。
1つか2つ横に隣にずれただけだったが、周りの旅行者同士であっちこっちと確認し合いながらバスに乗り込んでいく。
→(International Bus)→
RejiJet社のバスはこの旅初めてだったが、これまで何度も乗ったFlixBusとほぼ同じような仕様。
2列シートが左右に設置されている。
・Ticket(International bus and Train) : 10.9€
[18:25→18:15 – 18:53] Ostrava-Svinov station
途中の乗換駅である、チェコに入ってすぐのオストラバ駅で全員?か、大多数の乗客がバスから下車。みんな駅舎内でグダグダしながら、そのままプラットフォームへ。
→(Train)→
電示板の案内に従って、時刻通りに来た列車に乗り込む。
予約書に記載されていた車両番号と座席のあるコンパートメントナンバーの区別がよく分からなかったが、列車スタッフに聞いて案内してもらう。
座席は向かい合った3×3のコンパートメントで区切られていた。
乗車チケットの確認は、出発後に車掌が回ってくる。
[22:13] Praha hlavni nadrazi・プラハ本駅
クラクフを出発して6時間と少し。ほぼ時刻通りプラハへ到着。
この時間でも、プラハ本駅は多くの人で賑わっている。
→(Walking)→
プラハ本駅から、予約していた宿のMůstek駅前にあるHotel Ananasまでは、徒歩15分程度。
アジアの街などを旅行していると、この時間の移動は暗くて治安が不安になったりするが、プラハは駅前などやや薄暗い箇所もあるが、まだまだ街に活気がある。
[22:30?] Hotel Ananas
●STAY
Hotel Ananas : 499~599Kč per night for bed
プラハで人気のある安宿。
便利なのは何といってもその立地の良さ。
旧市街のすぐ脇にある主要駅である、Můstek駅の入り口のほぼ目の前。
特に自分が参加したプラハマラソンに関しては、ランナーが先ず集まる荷物預かりエリアが宿の目の前。
荷物を預ける必要が全然ないし、トイレに行きたくなっても混雑しているトイレの列を横目に、普通に宿へ戻れる。
全体的に清潔だったので、非常に人気な宿であることがよく分かる。
しかし、やや規模が大きめで、いかにも資本が入ったような宿であるのでローカルを感じたい場合は少し物足りなさを感じるかもしれない。
また、自分が泊まった6人部屋は荷物を置くところも困るような狭さだったこと、また、シャワールームに脱衣所が無かったのはなかなかの不便さ。
個人的には全体的に満足したが、人によってはこれだけは外せない、という点が不十分だったりするかもしれない。
でも、まあこの立地はかなり便利。
立地だけで泊まる理由になる。
4 ピンバック